暗黒式雑記群EX


ぼくの地球を守って

 古人曰く、地球は狙われてる。
 天地開闢以来、地球を狙う馬鹿者は出所の内外を問わず、尽きる事がない。かくいう私も昔は狙っていた。いやぁ、あの頃は若かった。
 んが、しかし、狙う者あれば守る者あり。襲い来る侵略者に丁重にお帰り頂き、ついでに玄関に塩をまく、鉄壁の防御壁。その名も高き、地球防衛軍。
 んなわけで、現在、SMPLE2000の「THE地球防衛軍」、絶賛防衛中であります。テレビCMでは「黒いゲームは面白い、しかも安い」とほざきやがる割りには地雷も多いSIMPLEものだが、今回の首尾や如何に?
 突如、東京上空に現れた巨大円盤。全長数十メートルの巨大人食い蟻をドバドバ湯水のように放出し、地球侵略を目論む悪の宇宙人の尖兵だ。ビルを高架を展望タワーを這い回るアリ、アリ、アリ、さらにアリ。東京都民は大パニック。蜘蛛の子を散らすように逃げ回る。
 だが、人々が逃げ惑うなか、真っ正面から巨大蟻に立ちはだかる男が一人。そう、我らが地球防衛軍東京支部所属の名無しの権兵衛である。絶体絶命の危機的状況下にも臆することなく、権兵衛は片手にアサルトライフルを構えて走りだし――
 くるりと進路反転180度、逃げる都民を後ろから撃つ! ばたりと倒れる都民A。さらに次の獲物を追って、走る、撃つ。そうだ、もっと逃げまわれ。狩るのは俺で、狩られるのは貴様らだ。好いっ、ジツに好い。「ギガンティックドライブ」の時の手榴弾でゴミ屑のように吹っ飛ばされる市民どもも良かったが、鉛玉食らって、「あうっ」と倒れる姿も捨てがたい。ヘリを使ってビルの屋上にスタンダップ(残念だが、今回は直接ビルに登れない)。倍率スコープを使って、一人ずつ狙撃するのもたまらん。スナイプせよ、ゴルゴ。俺の後ろに立った奴は撃つ。立たなかった奴も撃つ。今回は爆発物系の武器なら一発でビルが吹っ飛ばせるのも素晴らしい。そう、「黒い」ゲームはおもしろい。残虐系洋ゲーみたいに虐殺自体が目的なのではなく、残虐行為手当に「なってしまう」からおもしろい。
 いかん、そろそろマジメに地球を守らなくてわ。放置プレイされたアリさんたちが可哀想でわないか。宇宙人迎撃開始。防衛するでありますっ。
 …………。
 うーむ、これって「ガングレイヴ」とかより、よっぽど「フルブレイクガンアクション」のような気がする。実質、弾数制限なしの銃火器で視界に入ったモノを撃ちまくりーの、爆破しまくりーの、破壊しまくりーの。強い、ひたすら強い。宇宙生物、なにするものぞ(除く、最高難度)。下落したとはいえ、東京の地価はまだまだ高い。宇宙人にくれてやる土地は一坪たりとて存在しない。
 マジで海岸を埋め尽くす大群の三度に渡る波状攻撃を完膚なきまでに叩き潰し、
「あの数をたった一人で返り討ちとは……。まさに人類最強の戦士だな」
 人類最強――、フッ、なんと聞こえのいい言葉か――!

03/06/28  代


ファイティングエボリューション

 ファミリー劇場でやってた「ウルトラファイト」が終わった。毎日々々見も見たり、196話。余は満足じゃ。
 傍目には、何の特殊効果も無く、ただ4分間、着ぐるみが殴り合うだけの低予算番組に見えるが(いや、実際、その通りだが)、その4分という時間の中には、「謀略と裏切り」「差別と偽善」「克己心や努力が全く報われない現実」等々、人生の縮図と悲哀が無節操に滲み出ているのである。あと、演出とオチの投げっぱなし加減はギャラクシーエンジェル3期のそれを軽く凌駕する。
 んで、オレ的ストライクゾーンにジャストフィットした回を幾つか。「怪獣餓鬼道」(リンゴを食うキーラー)と「怪獣わんぱく戦争」(ライフル魔イカルス星人)は前に書いたので割愛。

・175話「怨念! 小島の春」
 風に乗って飛んできた菅笠を奪い合って死闘を繰り広げるウルトラセブンとキーラー。なんでそんなに菅笠が欲しいのかとか、そもそもナニゆえ菅笠が飛んでこなきゃならんのか、などは全く説明無し。
 互いに必死に菅笠を手に取ろうと、相手を殴り倒し、倒された方は這って進み、またそれを妨害すべく足を引っ張り、の応酬。最後は業を煮やしたセブンがやけになって怪電波(ワイドショットの構えだがワイドショットではない。あくまで怪電波)で笠を焼却。燃え上がる笠を前に2匹でガックシ。
 まー、「戦いは何も生まなかった」系の教訓と言えなくもない。

・185話「座頭は俺だ!」
 堤防の上を杖を突きつつ両側から歩いてくるウーとキーラー。今回の2匹は盲人もとい盲獣である。
 やがて鉢合わせになり、どちらが道を譲るかで口論の末、堤防を降りて乱闘開始。んが、そこへ割って入ったウルトラセブン。仲裁を申し出る。2匹を堤防に戻し、それぞれがやって来た方向に向けて歩かせる。逆戻りとは気づかず、元来た道を戻るウーとキーラー。「くくく」とほくそえむセブン。
 ……やばいじゃん。ファミ劇の放送では「クルクルパー」の音声を消したりしてたけど、こっちの方がクレームが来そうですよ。

・194話「やくざ番付」
 拾った斧を振り回して満悦のキーラー。そこへライフルを持ったエレキングが「これからの時代は銃だぜ、銃」と登場。さらにイカルス星人が「ざけんじゃねぇ、ドサンピン。漢の喧嘩はスデゴロよぉ」と乱入。三つ巴の決闘が開始される……、が、
 素手のイカルス星人を斧で斬殺したキーラーをエレキングがライフルで射殺。
 意外性の欠片もなく、身も蓋もないリアリズムの勝利。
 「怪獣わんぱく戦争」の回で、開始2秒で射殺されたエレキングが銃を手にし、ライフルを持ちながらセブンに遅れを取ったイカルス星人が無手を主張しているのが興味深い。
 結論、「『血を吐きながら続ける哀しいマラソン』は走るのを止めた奴が負ける」

・195話「激闘! 三里の浜」
 ウルトラセブンvsイカルス星人&ウー&エレキング&キーラー&バルタン星人の決闘。激突する1対5。砂浜を血に染める剣戟勝負。持っているのがただの棒切れでも達人の手にかかれば真剣に等しい切れ味を持つのであるっ、たぶん。
 スローモーションの美学。飛び散る血飛沫、しかも赤。何故か一瞬、画面に写る猿(「メタルブラック」の猫みたいなもんだと思うが)。
 ちなみに、バルタン星人はハサミを外して素手で棒を持ってます。


 あー、新しいヤツを作ってくんないかな、「ウルトラファイト」。
 「マンコスが駐車場でカツアゲをする」とか「怪獣同士の乱闘をルナモードで仲裁に入るが、殴られてるうちにコロナモードにぶち切れて全員を撲殺する」とか。
 コスモスほどウルトラファイトに適した人材もといウルトラマン材はいないと思う。まさに40年に一人の逸材だ。

03/06/26  代


忍風牙吠外伝

 諸事情あって、PSの「忍風戦隊ハリケンジャー」をプレイした。
 良い子のお友達専用のゲームであるからして、そりゃもうボタンぺしぺし叩いてりゃサクサク先に進めるわけじゃが、これでなかなかお手軽ならお手軽なりに面白い。特にロボ戦なんか、ホントーっにボタン連打するだけで戦略だの駆け引きだのは皆無に等しいんじゃが、何故かおもろい。連打連打でロボが殴る殴る。叩け叩け、男は叩いて強くなる。擦るだけは強くならん。システムがどうのバランスがどうのと七面倒くさいコト考えんでも、入力とリアクションのレスポンスが良けりゃ、それなりに形になっちまうもんじゃのぅ、と再認識(そりゃ、何度でも飽きずに出来るもんじゃないが)。
 徹頭徹尾、敷居の低いゲームだが、その気になると空中手裏剣やジャンプ攻撃などを絡めて連続技(ヒット数よりモーションを繋ぐ、つーか)で華麗に戦えるのは流石と言うべきか。ただ、ちょうど盛り上がってきたところで場面転換のために流れを止めちまうんじゃよなー、このゲーム。1ステージに出す雑魚の数をもっと増やすか、さもなくば、せめてBGMを止めないで欲しかったわ。
 さて、PS版のウリの1つにガオレッドと共闘できる番外編がある。ガオの戦士、再び。前年のPS版「ガオレン」では散々な言われようだったガオレッドだが、その実力や如何に?
 番外編の敵は宇宙忍者の抜け忍らしい。敵の敵なんだから仲良くすりゃいいものを(別に悪事もしてねぇし)、襲いかかって返り討ちにあうハリケンジャー。最近の戦隊はホンマ、弱い時はひたすら弱い。とことんまでに負けぬける。
 何の説明もなかったが判りやすく絶体絶命のピンチに、やはり何の説明もなく現れる謎の影。
「命あるところ正義の雄叫びあり!(←ひとりぼっちで可哀想なガオレッドのために、ココで「あり!」と復唱してあげましょう) 百獣戦隊、ガオレンジャー!」
 たった一人でも百獣、一人でも戦隊。野生の魂と魂が今、響きあう。灼熱の獅子、ここに見参。その勇姿を見て、ハリケン一味曰く、
ハリケンブルー「ガオレンジャー? わたしたちの仲間?」
 たしかにゴウライジャーよかガオレンジャーの方がハリケンジャーに似てる。
ハリケンイエロー「俺たちと一緒に戦おうぜーッ」
 そういうのは助けに来た方が言う台詞で、この場合は「助けてください」だろうが。
 まー、ここまで来て「ハリケンジャーを助けますか? はい/いいえ」の選択があるわけもなく、ガオレッドを操作して戦うゲーム本編になだれ込む。CPU操作のサポートキャラには、せっかくだから赤い忍者を選ぶべし。ちなみに面から面への移動場面ではガオレッドが入った分、ハリケンイエローがリストラされる。この順番は階級を表しているッ。
 で、実際に戦ってみると……、フォルクローレ・綾さんは弱いと言ってたけど、やるじゃん、ガオレッド強いじゃん。ナニが強いって、威力があって画面の端から端まで飛んでく飛び道具が。空中で撃てるのもよろしい。ガオメインバスター>(決して越えられない壁)>ドライガン。
 サポートのハリケンジャーを囮に使って敵を釘付けにしておいて、遠く離れた安全圏から射撃or爆撃。飛び道具、サイコー。頭脳プレイ、マンセー。英知こそ最大の武器。固まって殴り合うなんて、野蛮な真似はワタクシにはいたしかねますわ、おーほほほ。……なに、野生の魂はどうしただと? ん〜、なんのことかなぁ?
 いや、まぁ、接近戦も強いけどね、ガオレッド。上昇回転多段攻撃、通称「やる気マンマン蹴り」も使えるし。流石、文化放送お昼のアイドル吉田照美の次にやる気マンマンが似合う男だ。ハリケンジャーの超忍法にも参加するし。つーか、初見で会得できるのか、超忍法? 疾風流に伝わる、玄妙なるフェイントに隠された必殺の忍術が、今、野獣の反射神経に蹂躙されたッッ!
 その後、ハリケン本編に比べて何故か異様に要求連打速度が速いロボ戦(ここだけは本気で連打しないと打ち負ける)を経て、友情のトドメファイナルが炸裂。ガオイカロスがオーバーヘッドキックで蹴り飛ばした弾を旋風神が爆裂フルスイングで打ち込む、百獣とも忍者とも全く関連性のない攻撃で、今日の戦いは幕を下ろす。自由を求めてジャカンジャを抜けた宇宙抜け忍は哀れにも、たまたまバッタリ会った正義の通り魔3プラス1人の手によって帰らぬ人となった。だが、人よ。名を問うなかれ。闇に生まれ闇に消える。それが忍者のさだめなのだ。
 そして、ガオレッドとハリケンジャー、別れの時。
ガオレッド「ピンチの時はいつでも駆けつけるぜ」
 あー、またガオレッドができもせんコトをーっ。
ハリケンイエロー「仲間がいるって、心強いよなーッ」
 キミは人に頼るのをやめなさい。

 ところで、Vシネマの「ハリケンvsガオレン」のあらすじを見ると、
「突然、ハリケンジャーに襲いかかるガオレンジャー!」
 ……ダメじゃん。

03/06/23  代


どーせ、「本編→コバルト」ラインは消えちまったんだけどさ

 んなわけで、前回に引き続き「Jコバ」の話です。もうちっと、お付き合い願いたい。ホントはコレ、去年書くつもりだったんじゃがにゃ。
 えーと、前回、「ACT面は、超高速ロボが実剣を主武装とする戦闘が主体」、「味方CPU部隊では敵幹部クラスに勝てないが簡単に全滅もしない=足止め専用」。これに「Jフェニ」的世界設定を加味して考慮すると……まで書いた。
 言ってるコトと実際にやってるコトを無理矢理セットにして鑑みれば、「Jコバ」現在の「Jフェニックス」は、
・ロボは完全な決戦兵器。ロボに勝てるのはロボだけ。戦場の趨勢は100パーセント、主力ロボ部隊の激突で決まる。
・通常兵器部隊アーンド雑魚ロボ部隊は主力到着まで、必死に足止めを行う。
・主力か否かは設定上のパイロット個人スキルで決まる。
・騎士団を呼称するロボ軍団と、どう見ても軍人に見えないパイロット一味がズラーっと。
 んで、ロボが剣で殴り合って戦うんだから、ほーれ、「ファイブスター物語」みたいじゃないか。←などとファンに刺されそうな問題発言を臆面もなく
 多数の(マシンスペック上、最大同時7機だが)ロボが「突っ込めー」「こっちも突っ込めー」で大激突。何故か刀剣振り回して殴打殴打。まー、そもそも最初からガンダム系のゲームではなかったが、回を追う毎に病状が進行して、この有様。だったら、そっち方面に向けて進化させていくのがストレートで妥当ではあるまいか。敵機に決定打を与える攻撃が主に近接戦なら、それ重視の操作・パーツを用意すべきだし、カスタマイズもメカ機能よりもロボ個性を弄る方向に特化させていくべきだと思う。
 あ、誤解のないように言っときますが、「FSS」みたいだというのは、別にデザインとか話の雰囲気とかを差しとるのではなく、あくまで戦争大系におけるロボの位置付けとか実際の運用だけに限った話で。ただ、「FSS」の一部要素を抽出して、コミックボンボン的テイストと悪魔合体させれば、合体事故で「Jコバ」が出来るに違いない。
 それと、
 「Jフェニ」はもちっとストーリーの見せ方に気を使うべきだ。別に、量を増やせとか質を上げろ、なんてことは要求しない。語らなくていい事には饒舌なくせに、必要な要素を差っ引く体質を改善すればいい。必要なのは、その時々の展開に起伏と幅をもたせる事、キャラの個性を表現し切る事、ゲーム開始→終了までの一本通った流れと起承転結をはっきりさせる事。ベタだろうが、浅かろうが、話が盛り上がる局面を作ったら徹底的に盛り上げる割り切り。
 拠点戦闘の反復とキャラクター同士の最低限の会話だけでも、奥行きを見せることは出来る。えーと、ほら、アレだ、「リーフファイト97」とか。←それでいいのか、自分?
 あと、「2」で無重力全方位戦闘やんのはいいけどよ……。スティック2本操作はやめてくんねぇかな。ぜってぇー、「シンプル操作で爽快バトル」になんかならねーぞ、それ。

03/06/17  代


ロボの軍団V

機甲兵団Jフェニックス コバルト小隊篇 /タカラ /プレイステーション2 /アクション
 そーいや、昨年末からこっち、「Jコバ」についてまとめてなかったわな。「2」の発表もあった事だし、せっかくだから消えてしまった「Jフェニ」の方向性、「コバルト小隊篇」について語ろう。イエ、需要ガ無イノハ重々理解シテイルノデスヨ……。
 現在、生き残っているロボゲータイトルのうち、「B級」という言葉が突き抜けて良く似合う「機甲兵団Jフェニックス」。「コバルト小隊篇」はその3作4本目にあたる。「本編」→「バーストタクティクス」での追加点、「僚機との連携」「1ミッションをマップ制圧進行制」を更に発展させ、つーか、バグを取って見栄えに(多少)気を使ったマイナーチェンジ版だ。
 伝統として「Jフェニ」の主人公は方面軍司令と遊撃小隊パイロットを兼ねるが、「Jコバ」はそれが最も色濃い。1マップは十数の拠点からなり、敵本拠地を落とした方が勝利。複数の部隊を展開させ、各戦線を構築・維持しつつ、プレイヤー率いるコバルト小隊は敵本陣目掛けて進撃する。12人登場する部下どものうち好きな奴2人を僚機とし、余った奴らに他部隊の指揮を執らせる。要するに戦闘を3DロボACTで行う(CPU部隊同士の戦闘はオート処理)、ものすごぉ〜く簡単な(底が浅い)SLGと言えようか。1つの敵拠点には、最大40機+αの敵ロボ部隊が待ち構えているので、キシャーっと襲いかかって、ザシャーっと吹っ飛ばして、グシャーっと全機スクラップにしてやればいい。機体の限界稼動時間までにその拠点内の全敵機を粉砕すれば拠点制圧完了。そう、このゲームには護衛とか迷路のような七面倒くさい局面は一切無い。ひたすら強襲制圧あるのみである。
 一口にSLG風味のロボゲーといっても、「Jフェニ」だから問題点も山積みだ。「ここをなんとかしやがれ」を挙げていったら、それだけで大河ロマン大長編書き下ろしになってしまうが、なかでも最大の問題は「普通に遊ぶと面白くない」点に尽きる。今さりげなくクリティカルな発言をしたような気がするが、気にするな。このぐらいえ挫けていては、このゲームとは付き合えないぞ。
 この場合の「普通に遊ぶ」とは、「オーソドックスに手持ち射撃武装、接近戦用武装、ミサイル等で固めて、ブーストで高速機動するロボを組んで」「味方部隊と連携を考えつつ」ゲームを進めていく、ゲームを買った人がまずやりそうな、そしておそらく開発者が建前として想定しているようなSLG色の強いロボゲー進行だ。ところが、これだと時間と手間が無駄にかかる。なんせ、一拠点に数十機の敵が蠢いているのだ。あまつさえ、こっちには制限時間までありやがる。かてて加えて、「Jフェニ」は射撃武器が役に立たん(威力が少ない、重火器系の弾が当たると転倒→起き上がるまで無敵で時間をロス)。時間内に敵を殲滅できなかった時は一時撤退を余儀なくされ、機を改めて進行することになる。1ターンに拠点を1つか落とせるか、どうか。一進一退の攻防と言えば聞こえはいいが、なんぞ愉快な展開があるわけでもなし、ただ単純作業の繰り返し。作業、苦行、ここに極まれり。「かったるい=簡単でつまらない」の見本市だ。しかし、だからと言って敵を強くすると、今度は「しんどい=難しくてつまらない」の大バーゲン。
 そこで、シリーズ伝統の超カスタマイズの出番になる。なにしろカスタマイズを極めれば、最速ブーストの数倍速で「歩く」とか、一発の発射間隔がマシンガンより短い「パンチ」が当たり前になる世界である。そこまでいかんでも、高速歩行兼必殺斬撃ロボがお手軽に作れる。つーか、刀だけ振り回してる方が強い(流石にハードだと、それだけでは勝てなくもなるが)。
 ロボゲーの基礎を捨て、辻斬り一代に目覚めると(今風の表現だと「種を割れば」)「Jコバ」の進撃速度は劇的に跳ね上がる。1分半で20機を膾斬り。1行動で1拠点。1ターンで最大5拠点を制圧。まさに電撃的。誕生、電撃大王。こうなったら、もう誰にも止められないんじゃよ。瞬殺・虐殺モードに移行します。テンポ良く、多数を撃破する爽快感。「ハイスピード」と言うより「単にブレーキが壊れた」と言った方が正しいが、強制渋滞よかなんぼかマシじゃ。ゲームバランスが崩れてる事実に違いはないが、いいんだよ、人間様がCPUをいたぶる時にバランスなんてなくても。
 さて、プレイヤー部隊の進軍速度が反則ギリギリのカスタマイズでスピードアップしても、CPU部隊(特に味方サイド)はそうはいかない。CPU同士の対決は一度激突すると、決着がつくまでに数ターンを要する。戦力差に大きく隔たりがある場合でも、1ターンで全滅するような事態にはならない。つまり、よっぽどちんたら進んでなければ、プレイヤー部隊の援軍が間に合う。さらに、CPU部隊戦にはもう1つの法則、「敵エースが指揮している部隊は能力修正が尋常ではないので、プレイヤーとの直接決戦(ACT面)に持ち込まなければ普通は勝てない」がある。
 以上から、「敵エース部隊には味方CPU部隊は勝てないが、プレイヤーが援軍に行くまで味方は持ち堪える」事が言える。コレに世界設定等の諸要素を加味して考えると、(少なくとも「コバルト小隊篇」段階での)「Jフェニックス」の方向性が見えてくるのだが、
 長くなったので、次回に続く。

03/06/14  代


化け物を打ち倒すのはいつだって人間だ

 今日、「ウルトラファイト」の録画予約をするべくケーブルテレビをつけたら、ちょうど「モンスターファーム〜円盤石の秘密〜」をやっとった。予約作業をしつつ、少し眺めとったんじゃが。
 わしゃ、「モンスターファーム」については殆ど知識がないが、一昔前に放送してたアニメで、テクモのゲーム(プレステに音楽CDぶっこんでモンスター作るヤツ)のアニメ化のはず。どのくらい中身がゲームと重なってたかは知らんが、アニメでは主人公の小僧(日本人?)とヒロインのおねえさん(ラスボスの娘か?)が舎弟の怪物軍団を引き連れて、今日は東に明日は西にと徘徊する話のようだ。
 以前にも、一度ちょっこっと見た事があるのだが、その時、戦闘になると「みんな、やっちまえー、うぉーっ」とばかりに全員で敵に襲いかかったのが印象に残った。そう、「主人公含めた全員」で(んで、仲良く返り討ちにあって、みんな吹っ飛ばされる)。うわぁー、わしゃ、この手の「お子様が怪獣連れ回してるアニメ」って、主人公は下僕けしかけて後ろで見てるだけだと思ってたよ。新鮮だ……(かなり前の番組に新鮮もナニもあったもんじゃないが)。ボクは主人公のゲンキくんが少し好きになりました。そりゃ、ポケモンとかデジモンで、同じコトやったら死人が出るが……。
 んで、今日の話だが、どうもやたらめったら強力なモンスターが出てきて、主人公一味をボコポコにしとるらしい。敵はロボット怪獣でドリルミサイルだの怪ビームだのをドバドバ湯水の如く撃ちまくる。森が吹っ飛び、大地は裂け、なかなか被害甚大。見た目は全然強そうに見えないが強敵だ。その強敵に「ガッツをみせろ」と指令を出して、やっぱり仲間と一緒に飛びかかる主人公。
 いや、そりゃいくらなんでも無理だろ。キミのガッツは買うが、人間には踏み込めない領域と言うものがある。……あー、言わんこっちゃない。(直撃ではなかったが)ビームを食らって、ボロ屑のように吹っ飛ばされた。したたか地面に打ちつけられて、首を支点にゴロゴロと。こりゃ、死んだ。絶対死んだ。

「その一連の映像は、古びた頁に挟まれ、
 書に取り込まれて平面となった押し花を幻想させた。

 ――おそらくは。
 首だけを胎児のように曲げたその亡骸が、
 私には折れた百合に見えたからだろう」

 ……って、うわっ、まだ生きてるよ、コイツ(さすがにグロッキーではあったが)。種ガンダムのゲリラ小僧なんて、砂地に背中から落ちただけで死んだってのに。
 その後、ちょいちょいとイベントがあって謎の復活を果たした主人公一味が再度、敵ロボに襲いかかるんじゃが、もう、こうなるとワンサイドゲーム。指令は「息の根を止めろ」に変更だ。「ラウンド1の返り討ち具合はなんだったんだ?」と言いたくなるぐらい各モンスターどもの攻撃が当たる当たる。6対1でウルトラリンチ。
 そして、ここでも最前線で突撃する主人公。つーか、とどめを刺したのは主人公の飛び蹴りだ。それもHPの最後の1点を削ったとかじゃなくて、おもいっきり有効打。ここまでくると人間が強いんだか、モンスターが弱いんだか判らんわな。これがガッツか。ガッツってオソロシイ。
 モンスターファームでガッツ。

03/06/12  代


  

・今日、ヤガランデみたいなパパとママに連れられたガラヤカみたいな幼女を見かけた。
 将来の姿を考えると、ちょっと不憫……。

・今週のファミ通の「天外魔境」の記事を読む。
 「天外3」の主人公ナミダとおぼしきキャラの絵が載っとったが……、誰だ、こいつ? 拙者の記憶ではナミダは、「2」に出てきた百々地三太夫3号の量産型が白いどてらとパンツはいてたような野郎だったと思うのだが……。美容整形の技術って、素晴らしい。
 しかし、目の下に涙みたいな模様があるからナミダってのは、「俺は悲しみの王子、ロボライダー!」を彷彿とさせる。

・同じくファミ通での「機甲兵団Jフェニックス2序章編」の記事で、
 ありゃー、「Jフェニ2」は「アーマードコア」じゃない。「AC」パクるのやめて、次は「アヌビス」をパク(以下の発言は検閲されています)←追記、最初に思ったほど実はアヌビスじゃない模様。
 今度の「Jフェニ」は宇宙戦かー。あいかわらず新作の追加・変更点の第一印象だけは好い感じに見えるんじゃよな、このゲーム。何故なら、勝手に脳内で補正が働くから。あぁ、時が見える。勝手に都合がいい未来を見てしまうあたりは、むしろガンダムXのニュータイプだが。
 「ロボゲーでまともな宇宙空間戦闘に手を出して、いい目を見たヤツはいねぇ」とか「既存作に準拠したパーツ性能で宇宙に出してもロクな事にはならんぞ」とか、ネガティブ電波も受信しまくっとるが、もしかしたらの可能性を祈りたい。というより、もはや、オレ、このゲームが楽しいんじゃなくて、「Jフェニ」を通して、オレ的ロボゲーを考えるのが楽しいんだよな。「Jフェニ」のベクトルでなら、どういう進化をするとオレの理想像になるのか。コレは普通に完成度が高いゲームじゃできんわ。
 そういう意味では「2」は「2」で楽しみだが、コレはホントに別のロボゲーになってしまったので、これまで積み重ねてきた方向性が消えてしまって、ちょい残念。「真・三国無双」に一番近いところに居るロボゲーだったのにねぇ(クオリティーとかじゃなくてノリが)。 
 にしてもよ、オマケアニメのDVDが憑くとはいえ、「体験版」を「4800円」で売る根性は流石だと思う。
 あと、このゲームのランダムエンカウントはプレイヤーをイラつかせるだけなので(開発者は「意外性を演出」とか思ってるんだろうけど)、今からでも廃止するべきだと思う。

03/06/07  代


おねがい☆タングラム

 「R−TYPE FINAL」が発売延期になってしまったので、結局、「バーチャロンマーズ」を買ってしまった。コレは何処ぞのはぐれ悪魔超人がオレの友情パワー(←何との?)を引き裂こうと陰謀を巡らせている結果に違いない。
 買ったからにはイヤんなるまでプレーイ。まずはリハビリを兼ねて、軽くCPUとスパーリングをしてみんとす。機体は「オラタン」に引き続き、スペシネフ。サポートは後ろ向きにエンジェラン様にお願いする。さぁ、殺るぜ殺るぜ、オレは殺るぜ。ちなみに、あたくし、「フォース」はやったことありません。つーか、置いてあるのを見たこともねぇ。
 戦闘開始。狩りの時間だ。殺せ、スペシネ……って、なんで、こんなに足が遅いの!? 私の記憶の中では、スペシネフは「しゃこー、しゃこー」と歩くんであって、「のそー」ではなかったハズ。稲妻みたいだったダッシュが、こんなになっちまって……(涙)。もしや、コレが友情パワーを忘れた正義超人を蝕むというアイアンスウェットの呪いだろうか……。
 気を取りなおして、センターウェポン発射! ……羽ブーメラン? む、左ターボショットと間違えたか。もう一回、ポチッとな。やっぱ、羽が。…………。これはな、ちゃうねん。つーか、
「こんなん、ボクのスペシネフじゃないよっ!」
 オレのターボ鎌はぁッ!? 天を衝く衝撃波が障害物をブチ抜いて飛んでく、オレの鎌は何処ぉ? RVR−87、カンバック、プリぃーズッ。エビルスクリーマーも好きな武器だけど、リストラするならこっちだろぉ? 嗚呼、しょっぱなから、やる気パルスが……、気力ゲージが……。
 いやまぁ、「おもろいか」「つまらんか」なら、もちろんおもろいんじゃが、「バーチャロンマーズ」。ただ、どこがオモロイのかというと、「バーチャロンだから」の一言で済むわけで、いまさら新しく語るべき話ではないわいな。では、「マーズ」ならではの面白さと言えば、これがけっこう消化不足気味。セーブやロードの引っ掛かりはあんまし誉められたもんではないし、各メニューへのアクセスも洗練されてない。僚機への指示はその都度、ポーズ開いて指定せにゃならんし。
 なにより、「ドラマチックモード」が全然ドラマチックじゃない。機関車トーマスみたいなナレーションのポエムをえんえん聞かされながら、変わり栄えしないミッションをダラダラ×4。キャラも意味不明に出てくるだけだし。「ヴァルケン」とか「スプリガンmk2」の爪の垢でも煎じて飲んで欲しい。なんなら、「バルドフォース」でもいい(まー、タングラムが「お兄ちゃん……、来てっ」とかのたもうて、自機を吸い込んでも困ってしまうが)。
 ただ、終盤は笑った(ゲーム部分はストラトス戦まで苦行でしかないが)。もう、みんな言ってるけど、やはり最終面のエロゲーっぷりは語らねばなるまい。
 電脳虚数空間に殴り込んだプレイヤーを、タングラムちゃん(声、井上喜久子)が「早く来て……、私の中に……」等々のエロボイスで巧みに中枢に誘い込む。襲い来る巨大アナルビーズ等を撃退し、やっとこさタングラムとご対面と来たが、なななんと、彼女はダイモンのパパ(声、若本規夫)によって鬼畜陵辱監禁プレーイの真っ最中。ココロもカラダもタングラムちゃんと1つにつながったダイモンのパパ、にやりと彼女に、
「お前だってわかっているんだろう? そんな姿を見られては、生かして帰すわけにはいかないぞぉ?」
「だめ、だめ、だめぇーーっ」
 うわー、たまんねぇな、おい。
 その後も、下になったり上になったり、もうスゴイのよ。

03/06/05  代


機会が二度、君のドアをノックするとは考えるな

 あー、ごめんなさい、火星のバーチャロンは買ってないんですよ。もっとも、うちの近場だとフライングゲッターを許す店がないんで、どのみち水曜日入手は不可能だったんですけど。
 しかし、やっぱ「MARZ」買わんとダメですか。つーか、「ラブ★アッパー!」やってちゃあかんのか。ボクが今まで、どんな気持ちでゲームを買ってきたか、知りもしないくせにーーっ、などと何処ぞの種割れコーディネーターの真似をしてみたりなんかしちゃったりして(んで、買ってきたら、「ボクは金を使いたくないのにーーっ、びえぇーーん!」か)。
 いや、吉良大和守ごっこはいいとして、
 んー、「MARZ」はですねー、デモ版とかちょいちょい手を出してみたんですが、各挙動後の硬直がどうにも。これまでのように限定フィールド内での対戦ゲームなら当たり前の要素ですが、ミッション形式で一対多のロボゲーなら、あの何かやった後につんのめる感じが好きになれん、つーか。あと、テムジン28号は持ちキャラじゃないし。なにより、DCのオラタンの時に獲たはずのバーチャロン技能は全部、パーフェクトに忘れてしまったし。もう、五寸釘も真・ターボ鎌も思い出せない。
 んなわけで、勝てない相手とは戦わないカイエニズムに則ってスルーしました。戦って負けてないから引き分けだよね。
 ただ、
 あらためて「買っただろう」と言われると、なんか気になってきた……。あぁー、まるでバッファローマンから手紙を貰ったモンゴルマンのような気分だ。
「私はどうすればいいんだーっ!?」
 まー、モンゴルマン的展開だと、「私がやるべきゲームはこっちだー」で「MARZ」買ってきちゃうんだけど。

03/05/31  代


ラブチョップはパンチ力

ラブ★アッパー! /D3パブリシャー /プレイステーション2 /裏ボクシング
 ♪ラブアッパー、ラブアッパー、ラララ、ラブラブ、ラブアッパー
 ぐあぁ、「ラブ★アッパー!」買っちまった(正確には、買っちまってた。一月、経ってるし)。CMで動いてる画像見たら、なんか欲しくなったんだが、今となっては何処が気になったのか、よく思いだせん。憑かれてたんだろうか、あたくし。
 さて、D3パブリッシャーの2000円シリーズ、その中でも病み具合が一段高いアルティメット第6段、イロモノ系ポリゴンギャル拳闘アクション「ラブアッパー」である。ちなみに、拙者、リアルボクシングのことなぞ、よく知らん。オレ的至高のボクシングゲームは「ハイドライド2」での寺の坊主と殴り合うゲームだ。芸術的なスウェーバックと刹那のカウンター。これがボクシングですよ、ミスター。
 「ラブアッパー」は謎の裏ボクシング界のチャンピオンベルトを賭けて、ただひたすら殴り合う単純明快なボクシングゲームである。大会の詳細等は神秘のベールに包まれて、その全容を窺い知る事は出来ない。何故なら、裏ボクシングだから。
 エントリーしているのは11人のポリゴン美少女。この場合、美少女とは「美が少ない女」を差す。モデリングから性格付けに至るまで、萌えラインから斜めに滑った外し具合が素晴らしい。深夜の低予算お色気番組が空回りしている状態と言えば判りやすいか(おそらく狙ってやってるハズ)。そもそも、何故、選手が女郎ばっかなのか真面目に追求してはいけない。何故なら、裏ボクシングだから。
 ポリゴロイド・レディーの嗜みとして、一応、胸が揺れる。主は仰りました、「右の胸を揺らされたら、左の胸も揺らせ」、と。また、クリアしたキャラにはご褒美として隠しコスチュームが出る。まー、たいていは居た堪れなくって思わず目を背けてしまうような屈辱刑衣装じゃが。その格好の必然性を問うてもいけない。何故なら、裏ボクシングだから。
 萌えとエロに関してはハンディキャッパー魂が炸裂しまくっとるが、ボクシングゲームとしては(2000円なりに)出来がいい。フットワークを駆使したステップインアウトが出来る仕様ではないが(実質、移動方向は前後の一軸のうえ、足が重い。「ソウルキャリバー」とかの方がまともな自由移動が可能)、その分、上下のコンビネーション組み立てとカウンターパンチに重きを置いている。
 そして、なにより「ラブアッパー」の一番の魅力は、「ヘロへロになって息も絶え絶えの相手に強打をブチ込む快感」である。ビシバシと有効打を重ねていくと、敵はガードも上がらぬグロッキーで朦朧となる。そこを待ってましたと狙い済まして、大振りパンチを「フンッハッ!」と発射。フツーにやってりゃ、まず当たらん渾身の一撃が敵の顔面に「ぶべしッ!」と突き刺さる。響く歓声。回転するカメラ視点。蟹股でよろめき、バタンキューとぶっ倒れる敵ボクサー。無駄な根性、発揮して起き上がってきたところに、さらに追加で「ぶべしッ!」
 この「ぶべしッ!」の際のレスポンスが素晴らしい。手応え、抜群。実感、充分。効果音と相手の食らいモーションの勝利だ。特に、無情なまでに外聞を気にする余裕のないぶっ倒れ方が。普通、やらない。まがりなりにもギャルゲーなら。加えて、普通のボクシングなら、そこまでグロッキーになる前にレフェリーが止める。でも、「ラブアッパー」はやる。

 何故なら、裏ボクシングだから。

 裏ボクシング、恐るべし。

03/05/29  代


ブラックジャックに夜露死苦

 結局、「巫女みこナース」、買ってきちまったわけじゃが。
 ひさびさにレジでポスター貰って(よこしやがって)ガンダム(つーか、ジム)差しで街を闊歩するハメになったわけじゃが。
 いやー、今回は悩んだ。箱をレジに持っていって買うか、レジでタイトルを言って買うか。現物はレジ奥の在庫から渡されるんで、タイトルを指定する方がストレートだが、あんまし恥ずい/長い/伝わりにくいヤツは陳列してるのを出す方が手っ取りバヤイ。んが、「巫女みこナース」……。
「みこみこなーす、ください」
 ……微妙。恥ずいとか、判りづらいではなくて、この語の響きがビミョー。まー、タイトル言ったけど。
 さて、とにかく買って来てたからには、音に聞こえた愛のリハビリで、癒してもらおうかのぅ。マッハの勢いで、完膚なきまでな。

「みなさーん、元気ですかー!」
 いや、あんまし。
「それでは早速、いってみよ〜!」
 見せてもらおうか、巫女ナースの性能とやらを。
「1、2、3、ナース!」
 
 ……で、4話まで終了。
 ありゃー、なんかまともだー。いや、まともと言うと語弊があるが。暴走がスタンピートがアバレ分が足りんですよ。とりあえず、今んとこはあんまし「パロディ要素も満載なマーベラス・パロディコメディ(2D)エロゲーム」じゃない。ホントーに巫女orシスターのカッコしてるだけだし。コスプレってそうじゃないだろ。外見に皮を被る事で中身のオーラを再現しようとするもんだろ?

「この病院にはまともな人がいないの」
 いや、まともだからあかんのじゃ。ハゲ副院長も見た目以外はまともな医者だし。
「おかしな格好して喜んでる人たちとか」
 いや、オマエの格好が一番、変だ。看護婦ナースよ。

 まー、まだ沖田とかデスラーが出てきてないから、今後に期待。
 ただ、パーフェクトに会話劇だから、テキスト描写がひたすら軽いのはありがたい。フルコース(デモンベイン)食った次の日に、軽いもん食って胃袋のリハビリをはかるにはちょうどいい。一話、30分弱で終わるし。メッセージ自動送りにして、ぼけーっと茶ァすすりながら進めるとココロが休まる。そうか、これが癒しかー。ヒーリング、ヒーリング、ヤッホー、ヤッホー。


追記(5月27日)
 とりあえず、「巫女みこナース」、一周目終了。
 徹底的に避けまくっていたはずの看護婦ナースとくっついてしまった……。なぜに? 分岐わけわかんないよ、このゲーム。海水浴の話から各ルートに分岐するらしいが、相手にしなかったはずなんじゃがなー。
 しかし、このゲーム、フタを開けると巷の評判がよろしくない。そりゃ、事前にあんだけ煽っといて、実体がアレでは無理からぬ話じゃが。やっぱ、その実、最後までバカゲーじゃなかったのが痛いわな。ネタがつまらんとかならよかったんだけど、そもそもネタをふってくんないし。ストーリーも見事に一本道らしいし。まぁ、拙者はその中身の薄いトコロが気に入っているが。DOSの頃やウィンドウズ初期のエロゲーやってるみたいで。
 なにはともかく、「巫女みこナース」の真髄は第7話。巫女ナース導入派のハゲ先生の長演説にあり。大宇宙をバックに、静謐かつ荘厳なBGMを流しつつ、画面下から迫り上がってくる字幕。そもそも巫女とは……に始まって、巫覡がどうの巫娼がどうの、神を和ませる存在から人を和ませる存在への変遷を滔滔と説いたはてに、ゆえに文字通り人を癒す医療の場に巫女服の看護婦がいることに何の問題があろうか、いや、ない。
 一瞬でも納得してしまった拙者は、たとえ他の部分にどんな問題があっても、完全敗北を認めざるをえんわ。許す、全部、許す。もしも、明日、オレが世界一の大金持ちになったら、まず巫女看護婦の病院つくっちゃうわよ。えぇ、つくるともよ。

03/05/24  代


 

・ようやっと、ようやっと、ようやっと、「デモンベイン」が終わった……。
 発売日に買って来て幾星霜、連休中に中断して幾星霜、
 遂ぞ、竟ぞ、終ぞ、来たる。
 オマエの幾星霜は25日か、というのはさておき、しょーじき、末期の頃は「満歓全席を毎日胸焼けと戦いつつ食わされてる」気分だった。九分九厘、展開とテキストが同じ箇所でも、シーンが違うとスキップできないんですもの。
 一応、通してやってみて、オレ的推奨攻略ルートは、
「旧神→シスター(ブラザー)プリンセス→ライカ→ダゴン→瑠璃→瑠璃改→アル」
 の順番。コレが一番、ネタと伏線が落ちつくと思う。まー、拙者、「月姫」は「初手でアルクェイドを食え!」主義の人なので、一般性のある意見とは思ってないが。だが、執事萌えなら、コレしかねぇ。
 あと、アルルート終盤の選択肢は「抱かない」「トラペゾを撃たない」で。つまり、やらない、萎えるから(笑)。

・時間潰しのためにゲーム屋でゲームキューブ版の「ソウルキャリバー2」を触ってみる。
 んで、せっかくだからリンクでクリアしてみたが……、
 なんでも、リンクは、このままだとハイラルにソウルエッジの魔の手が伸びそうなので、殺られる前にタマを取りに、もとい邪剣を叩き折りに来たらしい。で、見事、本懐を遂げて国に帰ったそうな。その過程で、何の罪もない(一部、除く)原住民が7人ほど彼奴にボコられたんじゃが。恐怖ッ、緑の通り魔が世界各地に出没! オカリナの調べが響く時、またひとり誰かが狙われる……。
 ま、それはともかく、「このままだとウチに危害が及びそう」だから先制攻撃するのは、侵略でしょうか、自衛でしょうか? リンクとブッシュに聞いてみたい。

・「不死者あぎと」の4巻を買いに雨のなか、本屋まで行った……
 が、まだ梱包を解いてなかったみたいなんで暫し待つ。んで、棚に並んだら、3巻までの時とは違って、ごちゃまーんと平積み。ちぇー、こんなに入荷するんだったら明日、行きゃよかった。
 とりあえず、買って来て読む。うむ、やっぱ、ナトゥーラの話はええのぅ。食いしん坊バンザイ。
 あと、誰か、塩野さんのストリップの歌に曲をつけて欲しい。ハーレムノクターンで音が合えば完璧だったんじゃがにゃー。

ストリップのうた(仮)
作詞 なるしまゆり/作曲 あなた/歌 塩野りか
 ……す とりっぷ とりっぷ
 すすすす す とりっぷ―――
 全裸ー裸裸裸(ラララ)――
 ラ――…らー裸ラララ 裸(ラ)

03/05/20  代


マリ様がみてる(声は池田昌子)

 なんか「天外魔境」の2と3が、ゲームキューブとプレステ2で復活するらしい。
 思い出は美しいままにしておいた方が、アーンド、死人(つーか水子)をムリヤリ黄泉返らせるような真似は慎んだ方が、みんな幸せになれると思うんじゃが。2の復刻は古典に愛親しむと言う事で、まーええとしても、3はのぅ。真摯なファンには悪いが、昔、FXで「3、作ってますよー。こんな感じですよー」って出てきた時の情報には、正直、「買わなきゃハドソン♪つーより買ったらハドソン!?」と慄いたものよ。んな訳で、ちょっと「天外魔境」の話。「天外2」を未プレイで、今度の移植を機に遊んでみようと思ってる人はネタバレにつき読まないように。
 「天外魔境」は2はやりました。まだ持ってます。さすがにもう一度やる気力はありませんが。
 しかし、(他に選択肢はないが)任天箱とPS2か……。「夜の右手」とか「超絶真珠男」とか「官能の横笛」とかは生き残れるのかのぅ。あ、こいつらはザコ敵の名前ね。夜の右手と官能の横笛が超絶真珠男を刺激すると、真珠男が巨大化して白い液を吐きます……というのは真っ赤なウソだが。
 個人的には「天外2」といえば、「はまぐり姫」と「地獄釜の肉助」。肉助については昔、書いたような気がするので(「千と千尋の神隠し」みたいなヤツだ)、今回ははまぐり姫について。
 はまぐり姫(声、潘恵子)は越中・幻夢城の城主で、敵の中では唯一まともな顔のメスキャラだ。北陸といえば蜃気楼、蜃気楼といえば蛤、蛤といえば女性セブンじゃなくて自身、よって、はまぐり姫。金髪縦ロールで乳と尻がドンッ、バンッと実に判りやすい。中盤戦のボスキャラだが、ちゃっかりエンディングで生き返ったりする。別に「実はいい人」とかだったわけではなく、ただ単に美人(主人公ビジョン)だったから。酷いヤツだよ、卍丸。
 んで、対はまぐり姫戦の際、有名な第2形態イベントがある。はまぐりさん、曰く、
「このはまぐり姫、ちとお主らを見くびっておったようじゃ……。見せねばなるまいのぉ。まだ誰にも見せたことのない、わらわの生まれたままの姿を……」
 姫さん、胸のブラに手をかける。おぉ、炸裂、裸身活殺拳! いいよー、いいよー、それじゃ一枚、脱いでみようかー。視線は画面に釘付け、握るパッドにも力が篭る。
 そして、燦然と現われる巨大二枚貝怪獣触手付き。蛤というより、むしろナメクジ。コレが「生まれたままの姿」かー。だーまーさーれーたー。オレの夢とロマンを返せー戻せー。
 まぁ、あの頃は私も若かった。ココロにゆとりがなかった。だが、今は違う。はまぐり姫が蛤になるまで、ノーモーションってこたぁあるまい。脱衣→蛤化の二段変身だったはずだ(PCエンジンではマシンスペックの問題でそこがカットされてたに違いない)。今の私なら、その一瞬に賭けられる(←ナニを?)。んなわけで、復刻版ではそこんとこパーフェクトに頼みたい。
 あと、どうせ移植するんだから、PCエンジン版でカットされたイベントを復活させて欲しい。「筏で渓流下り」? 「箱庭城完全版」? 違う違う、そんなもんいらん。「祇園で舞妓を座敷に呼んで野球拳」、これだ、これしかねぇ! 舞妓さんの背中には宝の地図の入墨があり、寝ても覚めても全裸でゴーのうえに一攫千金まで! セクシャルバイオレットNo.1。その手に掴め、色と欲。復活して欲しい、復活させましょう、復活させろ。なんなら、ダンジョンの一つや二つや三つや四つや五つや六つ、削っちまってもいいぞ。

03/05/17  代


The IJIN−DEN

 今日、行き付けの丼物屋で飯を食っとると、
 あたしの近くに座っていた大学生とおぼしきカップルがなにやら熱心に御歓談の御様子。たいして広い店でもなし、一度ロックオンが入れば会話は筒抜けじゃよ。デビルイヤーは地獄耳。
 んで、なんぞ「ガリレオ」がどーたらこーたら。む、テーマは宇宙の神秘とロマンか。ワンダバスタイル、アっ、ゴー!

「ガリレオって『それでも地球は回ってる』だっけ」
「裁判にかけられても、自分の理論を曲げなかったんだよねー」
「「スゴイよねー」」

 小学生かっ、キミらはッ!

 たしかにガリレオはえらいすごいビッグでグレートだ。だが、「エルフを狩る者たち」のネタじゃあるまいし、それがまがりなりにも最高学府に身を置く人間の言うコトか!?
 ふたりのサイエンス・トークはさらに続く。

「アインシュタインもすごい」
「すごいすごい」
「なんていうか、『科学キチガイ』?」

 あなたたちはバカです!(声、清水愛)

 理系離れが叫ばれて久しいが、いや、わしも文系じゃが、ボクは日本の行く末が不安になりました。宇宙ヤバイ(バーイ、DORさん)つーか大学生ヤバイ。

03/05/13  代


R.O.D

 今日、十数日ぶりに近所の行き付けの本屋に行った。
 だらだらと棚の間を歩いていると、なななんと、ヤングアダルトつーかライトノベルつーか、とにかくオタ系文庫にビニールかけるようになりやがったよ、この店。
 マンガならいざ知らず、小説まで立ち読み防止か。棚に並んでいる既刊にぽつぽつとビニールかけていたのは知っていたが、ついに平積みの新刊に至るまで総ビニ本化かいな。せこい、みみっちい、世知辛ぇー。
 たしかにライトノベルは中身の文章なんざどうでもいい(←問題発言)とはいえ、電撃文庫なんてカラー口絵のレイアウトが「買う・買わん」の勝負ドコロだろうに。富士見系に至っては、本が開けんのでは話のあらましすら判らんではないか(なに? 表紙イラストだけ見れればいい?)。
 いちいちビニールかける手間暇とコストを勘定に入れても、客に立ち読みさせたくないのか? ライトと言えど、一応は小説。本棚に群がるほど立ち読みが出るとも思えないんじゃが……。そりゃ、拙者も若い時分には、「宇宙皇子」の天上編を全部、立ち読みで済ましたり、「スレイヤーズ」をパラパラめくっているうちに「はっ、しまった! 全部、読んじまったぁー」(だって薄いんですもの)なんて悪行に手を染めたこともあったが、それはそれ、大昔の話よ。
 万引き対策なら逆効果じゃよなー、タグ付けてるわけでもなさそうだし。それとも、よっぽど客の本の扱いが悪かったんか? そもそも「それ系」の客が棚に寄りついて欲しくないとか?
 いずれにしても、「野郎向けライトノベルと女郎向けノベルの棚を分けた時に、『マリア様がみてる』だけを野郎向けコーナーに残すような「わかってる(あるいは病んでる)」本屋のやる事としては誉められた行為ではないと思う。気持ちはわからんでもないが。

03/05/10  代


「俺は疲れていた、

誰も彼もが疲れていた」かどうかは知らんが。
 んなわけで、連休中は国に帰っておりました。
 帰る前は春だったのに、帰ったら冬だった。んで、戻ってきたら夏になってやがる。中途半端な気温の変化にやられた。だりぃ。かったるぃ。なんもやる気しねぇー。もしも財政的に全く憂いがなかったならば、今、布団にぶっ倒れれば永遠に起きあがらない自信がある。
 国に帰ってる間にやり残したことがイロイロあるはずなんじゃが、……そう例えば、「ピュアガール」を立ち読みするとか、「エログイン」を立ち読みするとか、「電撃姫」を立ち読みするとか、「パソコンパラダイス」を(以下略)、とにかく、動く気力が出ねぇ。
 ふっ、わしも随分とロートルになったもんじゃよ。
 国から戻ってくるついでにアキバにも寄って来たが、散財できるほど金が無かったコトさっぴいても、もうあんましときめかなんだ。棚の商品見てるより、それを物色してる客の顔ぶれを見てる方がオモロい。それぐらいに枯れてきた。なんちゅーか、ミッドナイトサブマリン。♪ときめくココロ、もしもなくしたら(フ、フフゥ)、見えないのさ、空には何も(フ、フフゥ)

 とはいえ、錆びついた電波受信アンテナでも、まだ拾える逸品もあるもんじゃ。今回、買ってきたのが、
・「BLUE SABERS」(BLUE&WHITE
 同人の縦スクロールSTG。何時でも何処でも何度でも呼び出せる支援機とドッキングする事で、弾薬・シールドを補充するシステムが特徴。非弾幕、非倍率スコアと、昨今の流行に見事なまでに背を向けているが、その分、核となるアイデアの主張は見事。
 初手から直感的に楽しめるタイプのSTGではないが、システムが飲み込めてくると(各武装の特徴、支援機の呼び出し・切り離しタイミング、支援機を盾にする場合の使い方、等々)俄然、面白くなってくる。ただし、最低5ボタン以上のパッドは必須。
 「空牙」とか「エアグレイブ」とか「グリッドシーカー」とかが好きな人ならノリが判ると思う。特に前2つ。

03/05/08  代


翼をください

 PS2に「サベージスカイ」っちゅうゲームがある。先月、サクセスがひっそりと出したタイトルなんじゃが、毎度のことながら、なんか気になる。
 ゲームの中身は、天下三分で日夜、不毛な抗争にあけくれとるファンタジー世界での空戦型モンスターを自機にした3DフライトSTGで、「パンツァードラグーン」+「ドラッケン」のような感じらしい。お客様の購入意欲をそそらない、つーか、むしろ「お前は買って欲しいのか、欲しくないのか」と問い詰めたくなるようなパッケージがネガティブ方向に目を引きつけて止まない。たぶん、そんなに本数も出てなさそうで、ウチの近所には一軒にしか売ってなく、中古買取リストには名前が載って無かったりする。もっとも、その店の買い取りリストは「『R−TYPE FINAL』(←体験版じゃないよ)買います。2500円」なんてコトが、堂々と書いてあるぐらい、いいかげんじゃが。
 画面写真あたりからはヤバ気な電波がビシバシ伝わってくるが、そこらへん折り込み済みで、なんか気になる。時々、ムショーに3DSTGがやりたくなるんよ。しかも、インチキ系のヤツ(そもそもフライトシムとかリアル飛行機系には触手が伸びんし)。せせこましい現実に疲れると、広大で自由な(架空の)空の高みに身を置きたくなる。いま、私の願い事が叶うならば翼が欲しいー。
「どんなに恐ろしい兵器を使ってでも、たくさんの可哀想なロボットたちを操ってでも、土から離れて生きてみたいのよ。見ろぉ、人がゴミのようだ!」
 全体安全圏から地ベタを這いずる凡愚どもにメガ空爆。ヤツらは下、オレ様は上。ヤツらは落ちる、オレ様は落ちない。羽は羽でも、その色は黒い。ウワーッハッハッハーッ!
 んなわけで、
 「サベージスカイ」を買いに行ったんじゃが、ふとパッケージを見るとサクセス以外のメーカーのロゴが。「ウォーリアーブレイド」で痛い目みたので調べてみれば、このゲーム、やっぱ洋ゲーの移植だったわ。別に洋ゲーだったら、即、買うぜリストから除外する訳ではないが、どうしても国産のゲームと比べると仕様の細かい足回りが気になんのよね。わしゃ、ゲーム国粋主義者だから。セーブ・ロードとか、ゲーム←→メニューの構成とか、どっかに情報ないかのぅ。求む、レビュー、いやマジで。
 まー、「ドラッグオンドラグーン」がホントに春発売なら(春って3・4・5月だよな?)、そっち買うから、悩まんでも済んだんじゃが。でも、「ドラ×2」のドラゴンは対空兵器にめちゃ弱いみたいなんでガックシ。弓矢ぐらいボリューションプロテクトで弾いて欲しいわ。

03/04/24  代


アトム ザ・ダブルファクター

 リメイクされた「鉄腕アトム」が放送されている。……嗚呼、やっぱロビタのデザインは数年前にやった手塚治虫特番バージョンになってしまったんか。あんな出来そこないのセブンガーみたいな外見だったら、「火の鳥」何編だったかの、「口から入ったゴキブリに脳を食われる」話がさまにならんじゃないか。
 まー、それはいいとして、
 コンビニ漫画本で復刻してる「鉄腕アトム」の「地上最大のロボット」を暇潰しに立ち読みした。
 昔、読んだりアニメ見たりした時は「ロボットの価値はパワーじゃねぇ。頭脳よ、ハートよ。よって、プルートウ(あるいはボラー)よりアトムの方が偉い」な話だと思ってた(話の出だしか締めに「小僧が大男に知能勝ちする寓話」が挿入されてたような記憶があるんじゃが……)。
 ところが改めて見てみると、アトム、けっこうダメ人間もといロボット。世界最強ロボ7人衆の中で一番、無意味にケンカっ早いし。全然、頭使ってないし。「10万馬力では100万馬力には勝てーん!」、でわ、どうするか? 答え、「こっちも100万馬力に強化。それしかねぇ! つーか、100万馬力になれば、あんなの1回でボコれますよ」
 コラ、力で勝てなければ頭で勝たんかい、口で勝たんかい。結局、最後の最後まで馬力10倍差を打破する手を考えないし。ウォーズマンのベアークローの垢でも煎じて飲め!
 他にも、プルートウには負けた時に自爆する細工が施されている事を聞かされて曰く、「それじゃあ、勝っても負けても僕は壊されてしまうのか!」
 おい、それが正義のヒーローの言う事か。自分の心配だけしてどうする。自爆装置を外そうとするとか、プルートウを倒すのに躊躇を見せるとか、自爆装置をつけたサルタンに義憤を覚えるとか。主人公としてやるべき事がイロイロあるだろう?
 アトムに比べるとプルートウの方がよっぽど真人間もといロボットだ。喧嘩を売られても非ターゲットなら戦わない理性。強敵の太陽電池ロボを倒すために夜間戦闘を選ぶ知力。受けた借りはきちんと返す義理堅さ。自分より力の劣る敵を侮らず、同時に勝る敵も恐れず。エクセレント、素晴らしい。
 でもな、こいつ、ロリコンなんだよな……。「ウラン萌えー。オレと友達になってくれ、つーか、お兄ちゃんと呼んでもらっても結構!」
 むしろ、アトムママに「奥さーん」と妻み食いを迫るぐらいの意外性を見せて欲しいくらいだ。

03/04/22  代


人間交差点

ウォーリアーブレイド ラスタンVSバーバリアン編 /タイトー /プレイステーション2 /アクション
 ふぃー、ちょいちょいと気が向いた時にやっとったが、やっと全キャラクリアしたぞ。生意気にも分岐なんかありやがるので(ラストは同一)、全ルートは見てないが。長いとかムズイってわけじゃないが、ストレスなどを鑑みて、1日1回くらいでちょうどいい。
 にしても、このゲーム、けっこうキャラの女性比も高く(♀4:♂6)、露出度も際どく、あまつさえ全裸キャラまでいると言うのに、どうして全然うれしくないんだろう?
 ゲーム内容については前に書いた通りだが、システム面をもちっと詳しく説明すると、
 3Dフィールド内を自由移動形式の対戦格闘で、最大8人のボコスカ乱戦。フィールドは最大3層からなる多層構造で、散乱しているオブジェクトを拾って敵めがけてブン投げることも可能。8種類のコンボと4種類のパワーアップ駆使して、自分以外の動くものを叩きのめす、素晴らしくグレイト・テイスト(訳、大味)なゲームである。 
 んで、「ラスタンVSバーバリアン」の一番の魅力が何処にあるかと言うと、それはバトルロイヤルの爽快感溢れる泥仕合……ではなく、ストーリーだったりする。
 個々のキャラクターの相関が(間違った方向に)絡み合っているので、全くもって唐突かつ無駄な因縁がむやみに充実しまくっている。 
 登場キャラは、以下の通り。

ゾーク:ラスボスの大魔法使い。どこらへんが「大」かというと、身長が。巨体を生かした「岩石投げ」「踏みつけ」「叩きつけ」などの恐ろしい魔法を使う。頭が弱点。
ラスタン:留守中に愛妻を殺され、復讐に燃える野蛮人。股間に着けたしゃれこうべは奥さんのものと推測したが如何に?
キーラ:アルゴス王国の王女。でも、巨大ヨーヨーは持ってない。美しく、心優しいプリンセス(と言われているが……)
エヤラ:顔が怖い野菜系エルフ。自然を愛する心優しい森の番人(と言われているが……)
フェード:盗賊ギルドの暗殺者。国際使命手配犯の女ゴルゴ。趣味は人体実験と火遊び。
コラス:東方からやってきた魔法戦士。その姿は勇者ロトのパパ、カンダタ(←違う)を思い出していただきたい。
ジン:コラスが地獄から召喚したデビルマンレディー。悪魔っ娘で、しかも全裸。でも、ぜんぜん萌えない。
モンゴー:謎の大猿。実は肉食。知能レベルはパーマン2号クラス。
マグヌス:元海賊のアンデットで魔剣を振り回す。やってることは「ソウルエッジ」のセルバンテスと同じなのに、どうしてこうもイメージが違うんだろう? パイレーツとヴァイキングの差か?
21(トゥエンティーワン):囚人のパワーファイター。やってることは「ギルティギア」のポチョムキンと同じなのに、どうして(以下略)
スティッチ:殺人狂のゾンビ。やってることは「ヴァンパイア」のザベルと(以下略)

 これがゲームが始まると、
 実はラスタンにはマグヌスのママの両手を切り落として監獄に叩き込んだ過去があったり、殺されたラスタンの奥さんは地獄でジンの友達の悪魔と再婚してたり、真人間と思われていたキーラは人種差別主義者でエヤラに恨まれていたり、悪人代表のはずのフェードは善人代表(扱い)のエヤラとマブダチで、しかも同じ孤児院出身の萌えっ娘で「助けてナージャ」だったりと、「とにかく次に戦う相手と因縁こさえとけ」な感じで、節操なく関係がつくられていく。当然、前後の辻褄や整合性なんて気にしない。さっき殺したはずの敵が2、3面あとに平然と襲って来たりもする。
 そして、ストーリー説明の日本語訳がまた素薔薇しい。単純なんだか複雑なんだか良く判らん人間模様が織り成す、不毛なボテ繰り合いの流れを、ストレートかつブロークンなジャパニーズで余す所なく綴り上げる。原文を「英語がわかる日本人」ではなく「日本語がわかる(つもり)の外人」が訳したのではないかと推測されるスーパーローカライズ。「殺ってしまった事は仕方ない」だの「正座させて問い詰める」だの「アーチ魔法使い」だのの超訳が随所に炸裂する。狙ってやってるのではく、ナチュラルに。
 「天才」ではないッ、「天然」だッ!

03/04/19  代


三周年

 うちのサイトも気がつけば、3年と20万ヒットを越えちょりました。うわー、ダラダラやっとっても数字は増えて行くもんじゃ。今さら言葉にするとウソくさくなりそうだが、とにかく皆様方には感謝感謝感謝で、さらに感謝。しかし、さすがに「今後ともご愛顧を」などとはもう言えた義理じゃないわな。
 今はもう見る影もありませんが、うちはもともとゲームレビューサイトでした。
 清く美しく愛に溢れるゲームレビュー! 働く人々に明日の活力を与え、子供たちにはお小遣いを貯めて、そのゲームを買いたいと思わせるような正しいレビュー。万人が心豊かで幸せになれるゲーム天国、私はそこへの道しるべになりたかった。嗚呼、それなのにそれなのに。いったい、どこで道を誤ってしまったのでしょう?(←答え、最初から)
 いや、それはともかく、
 真面目な話、駄ネタ系(隔)日記サイトになって久しいのは事実。レビュー書きゃいいってもんでもないけど、人様に読んで頂くことを前提にしている以上、ただ駄文並べてるわけにもいかん。
 おもろい文章書く努力しなくても、おもろい文章書く方法ってないかのぅ。←我ながら末期症状だと思います

03/04/15  代


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