暗黒式雑記群EX


ビデオ戦士

 先週末にケーブルテレビがやって来た(いや、実際にテレビが歩いてきたわけではないが)

「ただ今、無料体験サービスを実施中なのですが」
「要りません」(地上波もロクに観てないのに金払ってまでチャンネル増やすかよ)
「2週間、ホームターミナルを設置して、WOWOW等の有料チャンネルも無料で観られるのですが」
「どうせ契約しないのでやめておきます」(ソンナウマイハナシガアルモノカヨ……)
「冷やかしでもゼンゼンかまいませんよ」
「申し訳ないのでけっこうです」(だから「要らんッ」ちゅーとろうが!)
「他の方たちも気軽に(体験サービス)を申し込まれていますよ」
「とりあえず、チラシだけ貰えますか」(テキトーに話を切り上げて帰ってもらうか)
「機械を設置する方にしか差し上げられないんですよ」
「そうですか」(胡散臭い奴め、こいつホントにケーブルテレビの勧誘員か?)
「…………」(なんで、コイツはこんな得な話にのってこないんだ!?)
「…………」(なんで、絶対に契約しない人間のオーラが見えないんだ!?)

 数分間に渡る押し問答の末、面倒になったので無料体験を申し込むことにする。ここで印鑑がどうのサインがどうのと言い出したら、丁重にお引取りを願ったが、別段そんな話も出ずに翌日に機械を持ってくるとのたもうて帰っていった。
 ちなみに、次の日、きちんとホームターミナルはやって来ましたが、拙者はそれまで彼の事を九分九厘、ニセモノ職員だと思ってました。ゴメン、ボク、もっと人間を信じるよ。
 んで、2週間限定とはいえ貴族の生活が出来るわけなので、さっそくリモコンを熱く握り締めてみる。
 ムハーッ、「ダイアポロン」だよ「トランスフォーマー」(含む2010)だよ。おぉ、「猿飛佐助」(太川陽介のやつ)だ。コレ、もう一回、見たかったんだよ。つーか、ディスカバリーチャンネルだけで1日潰せそうですよ。ビデオオンデマンド万歳。あー、ずっとゲームやってテレビだけ見て暮らしてけねぇかなー、ちくしょうめっ。
 ハッ! まんまと術中に嵌っている!? このままでは本契約しそうだ。2週間てのがミソだな。習慣化して、且つまだ飽きが来ない時期か。うぬぅ、敵ながら天晴れ。良くやったと誉めてやろう。

 ……いやまぁ、どうせ2週間しゃぶりしゃぶり尽くして突っ返すんだけどね(笑)。貧乏とは地上最強の概念。なにものもコレに打ち克つ事は出来んのじゃよ。

02/05/21  代


場繋ぎ改

・其の壱
 ビジネスジャンプでやってた石川賢の「柳生十兵衛死す」が終わった。つーか、打ち切られた。
 あぁ、せっかく石川賢ベクトルで歪みまくっていた箍が遂にブチ切れたというのに。ココで終わるんかいな。あのまま進めば「魔界転生」から「虚無戦記」になったのに。単行本には書き下ろしの最終回が載るらしいが、是非、十兵衛には目玉をグルグルにして空間を斬って頂きたい。

・其の弐
 PS2で「スーパー忍」が出るらしい。……出るらしいが、サターンのアレとは違う意味合いで危険な香りがする。どうせ音楽、古代祐三じゃないし。いや、発売に即日買いするけどね。
 スーパー忍ってのはなぁ、スーパー忍ってのはなぁ、あんな「鬼武者幻魔」と「ストライダー飛竜」と「ヴォルド」を足して3を掛けたような奴じゃなくて、もっとこう、ソニー・チバでエキゾチックジャパンで「キュインキュインキュインキュインキュイン……(←注、効果音)『トリャーッ!』」な感じなわけよ!?(←わからん。つーか、ジョー・ムサシじゃない)
 PS2だから3DゴンポリACTなのはしょうがないとして、ゴジラはありますか?ボクの愛馬、紅は?サーフィンボードでおしおき蹴り、出来る? なんなら、このさい忍犬がセットでもよろしくてよ。
 いや、真面目な話、八双手裏剣ぐらいあるんだろうな?

・其の参
 道端の電話ボックスの中にスズメが閉じ込められているのをたまたま発見した。
 スズメにしてみれば死活問題。「出ーせー」と暴れているが、小型鳥類の身で電話ボックスのドアが開けられるはずもない。ここから奇跡の大脱出に成功すればプリンセス・テンコーもビックリだ。つーか、いったいどうやって中に入ったんだ!?
 このまま放っておくと謎の密室殺鳥事件に発展しそうなので、ドアを開けて逃がしてることにする。
 きっと、しばらくすれば逃げたスズメが美少女に化けて恩返しにやって来てくれに違いない。待ち遠しくてたまらないのでございますですわ。チュチューンとな。(←オスだったかもしれないという発想が出ないあたりがギャルゲーマーのギャルゲーマーたる所以である)
 まぁ、オレ、死んだら地獄行きはほぼ確定だから、脱出のための保険として善行を積んでおかんとな。

02/05/18  代


人呼んで、血縁エンド

鬼哭街 /ニトロプラス /WIN95(18禁) /ノベル
 時は近未来。魔都上海に一年の時を経て、一人の男が舞い戻る。孔濤羅、人呼んで「紫電掌」。犯罪結社「青雲幇」の凶手だった剣客。友と信じた男の裏切りにより、自身は死線をさ迷い、また妹の瑞麗を惨殺された男。瑞麗の復讐、そして再生のために濤羅は一人、幇会に刃を向ける。
 仇は五人。我はこの一刀に賭ける修羅。


 「形は鬼なれども、心は人なるがゆえに」という至言がある。外に現れる姿/力は人外のものであっても、内に秘めた心はまぎれもなく人のもの、であればこそ見る者の心を打つという事だ。超常の存在がその力を振るう。しかしながら、その姿は咽び泣くが如く狂おしいまでに哀しい。奥底に隠れた脆く揺らぐ心の悲哀ゆえに。相反する内外の有様が揃うからこそ、深く鋭く琴線を揺らすのだ。
 この物語の主人公、孔濤羅は内功拳を修めた剣客であり、その功夫は生身のままでサイボーグを容易く屠る。入神の域に達する剣技は戦場、敵の多寡・質を問わず、対峙する者を等しく斬って捨てる。しかし、同時に濤羅は妹を喪った事に対して脆弱なまでの葛藤を見せる。瑞麗の存在こそが人としての濤羅の総てだったからだ。そこに無双の達人の面影は片鱗も無い。
 復讐の為に古巣へと剣を突き立てる濤羅。義も捨て、忠も捨て、無辜の者を巻き込み、かつての仲間や友を討つ事すら厭わない。大義を捨て、極限の中で閃くその剣は皮肉にも、より一層の冴えを見せて行く。人としての道を外した孤高の剣鬼の姿がそこにある。
 しかし、瑞麗の再生に総てを賭け、文字通り血を吐き命を削り剣を振る姿はむしろ「人」そのものではないか。絶対絶命の危機を奮戦で退け、鬼気迫る闘志を放ってなお、濤羅には人間としての「弱さ」が離れない。鬼神の業の源には瑞麗への想いがあり、濤羅が人である事を捨てるために濤羅を人たら占めているものを持つという絶対の矛盾。この不可分の相克が孔濤羅という男の姿を鮮烈に描き出す原動力であり、ゆえに我々は彼の華麗なる絶技に酔い、そして言い知れぬ苦悩に涙する。
 屍を積み上げる剣閃は、同時に慟哭する剣鬼の血涙でもある。
 いっそ人の心など捨てさり、真なる修羅となれれば苦しむ事はないのかもかもしれない。事実、最期の剣戟、初めて狂気に総てを投じて放つ一撃は研ぎ澄まされた純粋そのものである。それまで場を満たしていた愛憎や恩讐などといった「不純物」が介入する余地を残さない。だから美しい。美しいが、その刹那には孔濤羅という存在もまた無い。
 身を投じた剣の狂気が潰えた後、最愛の人の限りなく穏やかな狂気に身を委ね、濤羅は安息を得る。永劫の愛の狂気に溶け合う中で、彼ら(もはや、この呼び方が妥当かどうかも判らない)が何を得たのか、凡俗たる我が身には伺い知る由もない。

 その境地は悠遠にして幽遠――

02/05/16  代


インスパイアー・ザ・ネクスト

 (話題としてはかなり前の話であるが)inspireの行く末が、とても気になる今日この頃です。
 「PR2」の拡張差分、昨年末から首を伸ばしまくって待ってるんじゃが、夢は夢のままで終わるのでしょうか。「高級娼婦 〜コルティジャーナ〜」も「AZの烙印」も買ってしまいそうな気がするが、もう、アノ布陣での新作は望むべくもないのじゃろうか? 美しい思い出は思い出のままで消えていくのでしょうか。

 いつか、この国のどこかで
    あなたの憶えている、その風景

 あかん、泣けてきた。これが先月の「スクライド」(マンガ版)最終回直後の「反逆祭り」の頃なら、「諦める事に反逆するーッ」とか痩せ我慢も出来たんじゃがのぅ。
 つーわけなので連休中に、まだ買ってなかったタイトルを入手すべく(←「泥縄」たぁ、このことだっ)、inspire狩りに出かけたのじゃが……。
 だめっす。ゼンゼンだめっす。一軒一軒虱潰しにあたったわけではないが、ターゲットはさっぱり目に入らん。「ambience」はたくさんあったが、これは持ってんだよな……。結局、かろうじてハントに成功したのは「かえで通り」(中古)だけ。ただしCD盤面状態が甲乙丙で「乙」。さて、読むや、読まざるや?
 「かえで通り」が発売になったのは2000年秋。本来なら即日買いの予定だったのだが、PS版「北斗の拳」の「世紀末シアター」に夢中になっているうちに時機を逸してしまって今日に至った。……などというと人非人のようなので、「前作『days innocent』からの時間がリアルタイムでも過ぎるまで待つつもりだったんだもーん」などと言い訳をしてみる。この際、いっそ本格起動は夏まで待とうか?
 いや、一応、始めちゃいるんですがね。途中でハングったのよ。一応、差分はいれたが、「もしもバグのせいじゃなくて、CDのキズのせいだったとしたら……」と考えると怖くて続きが出来ません。


 そういや、insipreとは全く関係ないが(ないこともないが)、警察庁が開発したという「衝撃の児童ポルノ検索ソフト」(コレ、密かに売り出したら、大儲けできそうだな)って、どういうヤツなんだろう? 例えば、うちのトップに「児童ポルノはじめました」つー看板だしときゃ、引っかかるんか?

02/05/14  代


のーみそコネコネ

 たたた、たいへんっすよ! 今週のヨミウリウィークリーによれば、テレビゲームをやっていると脳みそが壊れてしまうんですってよ、奥さん! つーか、マタコノテノアンチバナシカヨ……
 記事曰く、
 コンピューターゲームを遊んでいる時にはβ波が減衰してα波が出るようになる。この状態が日常的に長時間続くと、ゲームを遊んでいない状態でもβ波が出なくなり、前頭前野の活動が低下する。結果、外部刺激に対し単純に即応する事に特化した、ぶっちゃけた話、「注意力散漫でキレやすい」脳みその人間が出来上がる。
 実験の結果、脳の状態はヤバさ加減の進行度によって、正常(問題無し)→ビジュアル系(スーパーピンチ)→半ゲーム脳(グレートピンチ)→ゲーム脳(ファイナルピンチ)の4タイプに分類され、これは概ね被験者の生活スタイルによる分類と一致する。ゲーム脳の持ち主はゲームが上手く進まない時に筐体を叩いたりしたらしい。
 「まともな」脳の発達のためには、「外で遊ぶ」とか「計算問題を解く」などが有効だそうな。とりあえず、少なくとも10歳以下のお子様にはコンピューターゲームを与えるべきではないとの論旨。

 真偽のほどはさておき、なんつーか見事な「出したい結果を出した」実験じゃよ。そもそも、テレビすら見ない生活スタイルの「異常」人を「正常」と言い切るあたり、かなりうさんくさい。しかも「ほぼ問題無し」の「ビジュアル系」ですら、「1日1、2時間程度ゲームを遊ぶ」人間のグループ。そんだけゲームやってりゃ、何処をどう切っても立派なゲーマーじゃよ。
 しかし、α波が出てりゃあかんのか? 一昔前はβ波を消してα波をだだ漏れ状態にするのがイイ状態みたいな話を言ってた覚えがあるが……(最近だとθ波か)。実家を探せば、まだあるだろうか? ドクターキャッポー。
 ただ、「ガキにゲームを与えるな」は拙者の持論でもあるので賛成(いや、もはや今のガキはゲームなんかやらんのだけど)。18禁だのR指定だの面倒なもんがなくなるしのぅ。
 まー、あれだ。ようするに「ゲームやるなら、脳みそぶっ壊す覚悟を決めてかかれ」つーこっちゃ。
 わしの脳は既に焼き切れておる! ジャンキーだっ!

02/05/11  代


ならぬ忍耐するが忍耐

 前々回の雑記での「機甲兵団Jフェニックス バーストタクティクス」(以下、「BT」。魔少年じゃないよ)の話で、見当違いの発言があった事をお詫びして訂正します。
 「BT」はコレ以上無いくらい「Jフェニックス」独自の仕様を突き詰めた結果の産物です。
 だから、ダメなんだけどなッ!
 大味なゲーム(緻密な細部の微調整は隠れている)を大味に遊ぶから楽しかったんであって、根本問題が解決されないまま、小手先の芸当に頼るから、結果、美点がスポイルされたゲームが出来上がる。仕様を切った奴とテストプレイでバランスを取った奴がどういう考えだったのか納得のいく説明を求めたい。無駄に勾配の大きいフィールドをマラソンさせるのがメインなら、せめて下り坂でつんのめる挙動ぐらい修正しろよ。
 ほぼミス無し状態を維持して進行しつつ、出撃回数が100回に迫ろうかという感じになったが、おそらくまだゲーム序盤戦。「BT」にボリュームがあるのではない。無駄な反復作業の強制が多過ぎるからだ。同じマップで同じ敵と同じように戦うのを10数回繰り返してやっと1ミッションクリアになる。無論、途中でミスると最初からやり直しだ。しかもルートは複数、難易度は理不尽系。1時間近くかけて進めたミッションの最終チェックポイントで、自機からでは殴れない位置に敵が勝手に落っこちてリセット→スタートからやり直しなんてのはザラ。コレがイヤなら、ホントーにっ、ポイント通過のたびにセーブするしかない(ただしセーブが原因で詰む場合もある)。
 マジ、苦行。だからこんなコトを言われるんだ。ホント、イヤになる。なんで続けてるかといえば、貧乏性だから、払った金の精神的原価償却が為されるまで止められないからに他ならない。
 1つのタイトルが持っていた可能性を潰した罪は重い。さすがに「次」は無いだろうし。
 ちくしょう、タカラめ。調子に乗って一億円リカちゃんなんか作りやがって。←八つ当り

02/05/03  代


今度こそロングホーントレイン希望

 週刊現代で宮部みゆきが小説版「ICO」の連載を始めたらしいので読んでみる。
 しかし、宮部みゆきはいいとして、なんでまた週刊現代? 週刊現代はオヤジ週刊誌の中ではマイルドな方だが、それでもゲームとは縁遠かろうに。何処のコンビニでも置いてあるから立ち読みしやすくてありがたいけど。
 んで、肝心の第1話の中身は、「イコ、大地に立つ」などでは全く無く、ひたすらオリジナルキャラである村長の回想(設定解説)。さすがにゲームのように「全然、説明しない」ストーリーで押し通すわけにはいかない模様だ。このままいけば、とりあえず再来週あたりには、ゲーム中最大の謎の1つ、「オープニングでは陸路から馬に乗って城に入ったのに、スタートデモでは船で海から入城」の秘密が明かされそうな気配。
 また、小説オリジナル(?)の設定だと「イコの角は一晩で伸びた」ことになっている。突起状の小さな角がパワーアップ(←違う)で伸びるとなると永井豪の「アイアンマッスル」を思い出した。この調子でドンドン角の数が増えていって、「獣神サンダーイコ」になってしまわないかと心配デス(←なりません)。
 あと、ひそかに「お前、ゲーム見てねぇだろ」な挿絵が注目点。「水牛のような角」という描写に、本当に水牛のような角を描いてしまったが、イコの角は「ロングホーン」だからくびれが無くてもっと長いんじゃよ。服(これは変わりそうだが)も古代ヨーロッパ的牧童スタイルじゃなくて、むしろいんちきインディアン(ゲバ棒装備)だし。
 ボクはヨルダさんがどのような姿で描かれるのかを予想すると、オソロシクて震えが止まりません。ガクガクガク……。
 いや、それはさておき、
 マジメな話、「ICO」はあの体裁のゲームだからこそ表現できた物語だと思うので、(宮部みゆきと言えど)かなりヤバげな電波が見える。ただ、それは向こうも判ってやってるんだろうから続きを楽しみにしたい。でも、宮部センセイ、エンディングは絶対「スイカ割り」にしてね。出来れば、途中入手の必殺ウェポンは「トゲ付き鉄球」よりも「ビームサーベル」でお願いします。

02/05/01  代


RはロボットのR

 ダラダラとやってた「アーマードコア3」を終了。全ミッション・アリーナ×2をクリアし、取れそうな所は全部S評価にしたので一段落。
 しかし、「気がついたら終わってた」って感じだ。こっちは自転車創業の傭兵稼業やってるつもりなのに、いきなり世界的危険分子のイレギュラー扱いされてんだもん。
「消えなさい、イレギュラー! あなたはこの世界に不要な存在なのよ!」→撲殺→「さすがね……」
 え、なに? 今のオレに言ってたの? ゼンゼン、気がつかなかったーっ。
 他にもレイヴン試験で抹殺したはず(笑)アップルくんは何事も無かったように中堅ランカーになってるし、オレよか後にレイヴンになった連中が高レベルランカーだったり、今、ゲームの中で何が起こってて、自分がどういう位置にいるのかがいまいち実感できんのよな。
 そういや、どうして女レイヴンは若い娘さんしかいないのですか?(オバハンがいても嬉しかないが) レイヴン試験は若い女性に甘いのでしょうか? 自動車教習所みたいだな。それと恋人同士のレイヴンの場合、彼女の方がランクが高くなって別れるパターンばっかなのは何故ですか? 製作者の女性遍歴を心配してしまいます。

 それはさておき、「AC3」を棚に閉まったので、次は昨日買ってきた「機甲兵団Jフェニックス バーストタクティクス」を開始した。始めたばっかなので第一印象ね。
 まずは、オープニング。主題歌が変わってないのに安心。あんだけ叩かれまくった(ごく一部に中毒者)歌を変えなかった、つーコトは(わしらゲテモノ喰いが)このゲームに求めているものが正しく理解されている証拠であろう。良き哉、良き哉、などと考える。
 ……だがしかし、実際にゲームを始めてみると、だ!
 超パンチ一発でザコを潰せない「Jフェニックス」なんて、「Jフェニックス」じゃねェよ。「出来る事に足枷を掛けてバランスを取るぐらいなら暴走を選ぶ。オレたちは普通じゃないことが大好きなのだ! 超ジャンプ!超スピード!超パワー! このオレの『凄いパンツァーフレーム』に、ときめいて死ね!」だったのが「Jフェニックス」の良いトコロだったのに。
 旧作か引き継いだ機体の性能劣化と敵機のHP増加にバグを疑いました、マジな話。つーか実際、「バーストタクティクス」は「初心者向け超基本演習」の段階で、「AC3」終盤戦よかムズい。「AC」的にはEランクレイヴン程度(ただし飛ぶ)の敵とはいえ、1対20だ。わしがヘタレなのは疑うべくも無いが、これでも拙者、一応、前作は全難易度制覇し、最難関と言われたオマケ面を一発クリアしている。この程度の芸当までは出来た人間が本編が始まる前にイヤになるほどの難度アップは、ちょいとあんまりではないかい。
 ただ、一番失望したのは、敵機の挙動がどいつもこいつも「ブーストジャンプで上を抑え、こちらの背後に回り込もうとする」ようになった点だ。そう、「AC」のように。結局、「AC」みたいに戦うのが正しいんですよ、と言ってしまったわけだ。……だったら、「AC」やるわい。
 「Jフェニックス」の存在意義は「アーマードコアみたいなゲームがやりたいが、アーマードコアはやりたくない」人のためのゲームであるトコロにある。オリジナルが踏み込めない領域に踏み込んだ(踏み外した、とも言えるが)紛い物だからこそ価値がある。ならば、「Jフェニックス」は「Jフェニックス」の機体操作を突き詰めていくべきだ。例え、大元のシステムが「AC」のパクリである以上、有効戦術が同種のものになる当然の帰結があったたとしてもだ。だからこその、非ブースト追尾剣や左右自由武装装備だろう。
 個人的には、このゲームが次にパクるべき要素は「真・三国無双」だと思う。表示限界が許す限りのザコ戦と自機同一性能のボス戦とで明確な区別をつけつつ、その2つの流れを自然に共存させるマップ侵攻。
 「一騎当千」ぐらいでちょうどいいんだ、「Jフェニックス」は。あと、思わず頭を抱えるイヤーンなストーリーも忘れずに。

02/04/27  代


ちくしょうッ、許せねェ!

前回までのあらすじ
 大家から豪華アパートへの建て直しのため、今まで住んでいた安アパートの取り壊しを告げられ、渋々ながら立ち退きに応じたオレ様。引っ越し先での生活もぼちぼち一月を数えようとしていた。だが、CMの後(?)、想像もつかない事態が起こる!

 拙者が住んでいたA棟は既に全住人が立ち退き済み。常夜灯だけは点いているものの、ガスの供給も止まっている(おかげで風呂を使いに潜り込めなくなったわ)。
 出来れば建物がぶっ壊される瞬間を見たいし、何より未だに郵便受けに郵便やチラシが入ったりしているので、近くを通る度に様子を覗っている。ところが、さっぱり工事が始まらない。土建屋が建てた看板によると、着工予定日は4月16日だった。にもかかわらず、B棟にはこの期に及んで引っ越す気配を見せずに住んでいる連中がニ三存在するようだ。
 そいつらと引っ越しが遅れた者たちに大家から次のような通知が渡されたらしい。

「老朽化のためアパートを取り壊すので立ち退くように」
 ……ちょっと待て。理由が変わってるぞ。

「明け渡し期限は『平成14年10月31日』」
 なんですってッ! あんだけ「4月頭に出てけ」、つったのは何だったのよ。

「明け渡し条件として、4〜10月の間の家賃は免除」
 家賃は免除……、家賃は免除……、家賃は免除……。
 ふざっ、ふざっ、ふざっ、


ふざけんじゃねぇッ!


 殆どの住人が出てってから、そういう事を言うんじゃねぇ! 家賃7ヶ月っていったら約20万。チロルチョコが何個買えると思ってやがる!(←金額の多寡をチロルチョコで計る奴) 怒りマックス、マグマックス。「怒髪、天を衝く」たぁ、こういう事だ。こうなると判ってりゃ、誰が3月で引っ越すかっ。真面目に期限内に出てった者がバカを見て、ダラダラと残った奴ら(しかも、絶対に確信犯)が得をするってか。思わず、歌っちまうぜ。 ♪家賃アップが怖いのか、上手くズルく生きて楽しいのか 
 大家にねじこむのは当然として、居座ってる連中には必ず嫌がらせをしてやる。古典的に、大量の出前でも送りつけてやるか、はたまた、エロビデオの通販でも勝手に申し込んでやるか。
 ウラミ念法が炸裂だっ。

02/04/25  代


ノートルダムの(ピーッ)男

 ちょっとした偶然から、先週の金曜ロードショーでやっていた「ノートルダムのせむし……じゃなくて、鐘」を観た。ディズニーのアニメ、通して見たのって、それこそ「ダンボ」以来かもしれん。だって、金出してまで観たくないんだよもん。
 観てないけど観る気が無い人のために、あらすじを紹介すると、
 ノートルダム大聖堂の鐘付き係カジモドはせむし男である。趣味はフィギュア・ジオラマ製作。モデラー魂に開眼した彼は聖堂のガーゴイルと会話できるまでに真人間の道を踏み外している。とりあえず、彼女と自分のフィギュアを作るのは止めなさい。
 祭りの日にジプシーの娘エスメラルダと知り合ったカジモドは紆余曲折を経て、育ての親である悪徳判事フロローを虐殺し、長年の引き篭もり生活から脱却するが、エスメラルダは美形(洋ものアニメ的)の護衛隊長とくっついてしまいました。世の中、そこまで都合良くはいかないのである。ギャフン。
 まぁ、こんな感じだ。
 カジモドを見ていると「不知火幻庵」という男を思い出す。劇中では「せむし」とは一言も言わないが、面の醜さに市民が「うげげっ」と引いたりする。もっともの、あっちのマンガは常人であろうが無かろうが「顔が怖い」ので、あんまし実感がわかん。ボクはカジモドよかエスメラルダやフロローの方がおもろい顔だと思います。
 本編はこの際どうでも良かったが、番組ラストの宣伝部分と併せて見ると楽しめた。劇中で、あれだけ大聖堂の高層建築ぶりを見せつけられた後で出てくる実物の姿。思わず一言、「小せェッ!」 当社比で3倍は差がある。きっと、闘気で大きく見えていたに違いない。
 なにより感動ぶち壊しの続編の宣伝が素晴らしい。タイトルは「ノートルダムの鐘U」、そのまんまやないかッ!(そりゃ、「大吟醸」とか「大往生」にしろ、とは言わんが)
 非モテ男の哀愁漂うカジモドの前に現れた新しいヒロイン(吹き替え、宮沢りえ)。うわー、ダメそー。あーぁ、またフィギュア作って、口説いてるよ、コイツ。なんちゅーか、ゆるゆるだ!
 ここまできたら、「U」で完結させるのを止めて続編をどんどん作って欲しい。毎回、ヒロイン、もといマドンナ(必ずそいつのフィギュアを作る)が出てくるが、結局、ふられて終わるヤツ。
 無論、邦題は「ノートルダムはつらいよ」だ。 ♪おーれがいたーんじゃ、およーめにいけーぬ(←違う)

02/04/23  代


最終回×2

 あぁ、「ARMS」も「スクライド」も終わってしまった。
毎号、読んでいた漫画が終わるのは、はたして良いことなのか悪いことなのか。もはや、毎週各誌を立ち読みする理由が「習慣だから」以外に無い身としては特にギモン。立ち読みに費やす時間が減るのは良いことだが、それが何だと言うのか。
 まぁ、ええわ。どうせ今更、マンガ読むの止めるなんて出来ねーんだから。

・「ARMS」
 「最後だと思って、好き放題やってんなー」な最終回だった。どいつもこいつも、あーも簡単に人生に勝利しやがって(笑)。つーか、表社会でブイブイ言わせるには後ろ暗い経歴の持ち主が多いと思うんじゃが……。特にアルとバイオレット。
 しかし、高槻息子夫婦のネーミングセンスには閉口よ。自分の娘に「亜里須」はねーだろ……(たぶん涼は「ユーゴー」の方が良かったんだが、嫁が怖いので「すいません、アリスでいいです」になったと思われる)。まかり間違って、ネクストジェネレーションがあった日には、隼人と恵の子供は「騎士(ないと)」なんて名前になってそうで怖い。 

・「スクライド」
 こっちの最終回もガオガイガーみたいだった、つーか超竜神。
 近年、これだけ「大化け」した少年マンガはそう無かったと思う。「反逆」というキーワードを盾に超暴走する事で、あらゆるツッコミを無効化できるとは思わなかった。読む準備が出来ている、祭りの神輿を担ぐ気があるとこんなに面白いマンガは無い。ボクも明日から、自分の弱い考えに反逆して生きようと思います(←明日からの時点でダメだ)。アニメはロクに見てなかったけど、マンガオリジナルのキャラが出るならファンディスクDVD、買っちゃうかも。
 とりあえず、来週発売の単行本4巻が要チェキだ。何処が気になるって、エターナル=デボーテに修正が入っているかどうか。
「今のお前の弱い考えはこうだ。『乳首は消した方が良い』『このままだと11月には児童ポルノになってしまう』」
 この流れに反逆してこそ漢。
「そう思うだろ? あんたも!!」

02/04/20  代


ニ周年

 今日でウチのサイトも一応、開設から2年が経ちました。
 まこと時の経つのは早いもの。ダラダラやって、もう2年。今後ともご愛顧の程、よろしくお願いいたします。
 ここで2周年を記念して重大発表がっ、……とか言えれば良かったんですが、別になんも無いっス。むしろ、牙も爪も無くして惰性でダラダラ続けるのは止した方がいいのか、はたまた継続の先に見えてくるものの可能性を追うべきか、などと思う悩むコトしきり。表現したい何かのために、ホームページを持ってるコトに変わりはないものの、ええかげん2年も経つと「自分には絶対書けないものこそが、自分が書きたい・面白いと思う文章である」事実がどう足掻いても誤魔化せなくなってきます。
 だからといって、走るのを止めたら元も子もないのですが、敗北感だけを抱えて生きていけるほど若くも無いわけで。たまには勝利の美酒を味わいたいもんです。

 それと、

 現在のトップ絵について、ちょいと補足。
 ネタは「エイリアンソルジャー」20面のボス、セブンフォースの七瀬 楓。描き手に提示した資料は取り説の爪の先ほどの大きさの絵1枚と、登場シーンで画面の端から歩いてくるデモのみ。さすがに不安に思ったのか、今回は絵の中に字を入れてきました(笑)。
 ただ、前回のシーナとかもそうですが、結局のところ、ただ単に「セブンフォース楓」で、どの程度の人まで理解できるもんなんでしょうか? (こういうページに来てくださるような方なら)みんな知ってる説明不用のキャラだと思っていいの? メジャーなものをマイナーだと思って扱うのも恥ずいが、その逆も避けたい。わかんない人、置いてけぼりは何時ものコトだけど、そうだとしても置いてけぼりにしてる自覚は持っているべきだと思うのですよ。
 ちなみに「七瀬 楓」で検索をかけると葉っぱと鍵のページにビシバシ、ヒットします。まぁ、しゃあねえわな。

02/04/16  代


アリス イン ナイトメア

プロジェクトアームズ /バンダイ /プレイステーション2 /アクション
 来週で「ARMS」も最終回か。終盤戦の展開はまるでガオガイガーを見ているようだったが、頼むから「他にも新しいARMSがいるかもしれない」とか言って、宇宙に旅立ったりはしないでくれよ。いつのまにか始まったアニメも、いつのまにか終わったし、終了記念という事でPS2版をレッツ、プレーイ。ゲームが欲しいか!? 欲しいのなら、くれてやる!
 「ARMS」のゲーム版はバンダイから発売されている。曰く、「近未来3Dリアルアクション」で中学生以上対象らしい。何処らへんが近未来でリアルなのか、多いに疑問が残る。システムはPS2でよくある、フィールドを埋め尽くすザコの群れを草刈り機の如く薙ぎ倒し、通った跡にはペンペン草1本残らない一騎当千型大虐殺ゴンポリACT。溢れるザコを蹴散らしつつ進み(無視も出来る)、中ボスを撲殺してエリアクリア。大ボス戦は完全体ARMS同士のタイマン勝負になる。
 デフォルトでは、ジャバ男くんこと高槻涼を使用。パワーグローブ状態の腕だけジャバウォックで進み、ボス戦で相手に合わせて「獣王記」(Xiタイガーでも可)のように完全体に変身する。ゲームをクリアすると、愉快な仲間たちやボスキャラが使えるようになるので使用キャラは総数20体。
 最低限度で手堅くまとめた簡単操作で軽快にキャラを動かし、インチキ技の数々を駆使して敵を討つ(ボスはもっとインチキをしてくるが)。画面を引き裂き、床を抉るジャバ爪、戦車の砲弾を蹴り返す必殺シュート、数メートルに膨張する恐怖パンチ、キャット空中三回転、そして、かめはめ破。なんか間違っているような気もするが、ウソは言ってない。
 まっとうなストーリーデモはおろか、音声の類が全く無いなどから事前の評判はあまり芳しくなかったが、むしろキャラの登場デモ等、ストーリー上の演出はゲームのテンポを崩さないようにスピーディーに纏められている。原作に対し、何らかの予備知識があるなら充分な量と言えよう。完全に予備知識がない奴が買うゲームじゃないんだし。そりゃ、原作を知ってれば知っていたで、展開はやっぱなんか違うんじゃが。ちなみにヒロインのはずのカツミはカの字も出て来ません。
 「ARMS」という漫画のストーリーが云々のゲームではなく、あくまで原作の、スデゴロも出来るうえに妙ちくりんな金属生命体を使って戦う高校生が、同等の力を持つ一家やサイボーグだの特殊部隊だのとやりあう部分だけを抜き出して尾鰭背鰭をつけまくった産物で、例によって真面目なファンにはお奨め出来ない。つーか、スタンド使いの少女コマンドーがマシンガンとグレネードでアドヴァンスドARMSを虐殺する時点で「ARMS」じゃねーだろ(しかも「へっへっへっ」てな感じで歩く)。ようするに、「コレはコレ」で割りきれる人ならイイ感じで楽しめる。
 極端な話、原作の事はスパーッと忘れて、ゲーム中のデモから、でっち上げのストーリーを想像して遊ぶくらいでちょうどいい。

 1面 → 高槻涼とその一味は、謎の寄生獣ARMSに取り憑かれている以外は全く普通の高校生である。だが、ARMSの秘密を狙って、謎の軍隊が藍空市を襲う。涼たち仲良し4人組は自分達の町を守るために立ち上がる!
「ちくしょう、許せねぇ!」
 2面 → 街を襲ったのは謎の巨大企業(外資系、一族経営)カリヨンコーポレーションであった。倒したレッド課長から、その事実を聞き出した涼たちは、カリヨンコーポレーションの経営する西部劇テーマパーク「ギャロウズベル」に殴り込む。だが、そこにはシルバー部長が指揮を取る忍者部隊が待ち受ける!
 こんな感じで以降の面は、各取締役をボコにして、海浜地区に建つ本社ビルを水没させ勝利を祝った後、学校までマラソンで直帰。

 このゲームのデモを、見たまんまストレートに解釈するとこうなる。

02/04/13  代


マイナーロボット大戦IMPACT

70年代風ロボットアニメ ゲッP−X /アローマ /プレイステーション /シューティング
 拙者にとって、「スーパーロボット大戦」は「デモが見たいがやりたくない」ゲームだ。だって、どうせクリア出来ないもん。でも「マイナーロボット大戦」(確か同人であったか?)ならやってみたい気もする(超カンタンなら)。さらに欲を言えば、ゲーム由来のロボだったりすると、なお嬉しい。「ヴォルガードU」とか「超攻合体サーディオン」とか「キアイダン00」が競演するとなるとクラクラしちゃいそうよ。
 そこで、今回のネタはプレステが誇る超ヨモスエスーパーロボ、その名もスーパーブーステッドアーマー「ゲッP−X」だッ! 私、何故かセル画、持ってたりします。よっぽど応募が少なかったんじゃろうか。
 「ゲッP−X」は99年にアローマが発売したSTGで、その名の通りゲッターロボを中心とする往年のロボットアニメのパロディだ。もともとPS初期ラインナップに名前が挙がっていたものの、開発中止となった「ゲッPロボ」が不死鳥の如く復活を果たした姿である。ここらへんの経緯はこちらの元開発者様のページに(つーか、このページを読むと「ゲッP」が物凄く面白いゲームのような気がします)。
 (ゲッターだから)分離再合体で3タイプに形を変えるロボを操る横スクロールSTG。驚異のディスク4枚組み。全8面つーか、8話。「前回までのあらすじ→オープニング→デモ→STG・Aパート→アイキャッチA→コマーシャル→アイキャッチB→STG・Bパート→エンディング→次回予告」を1話として、合体だ、必殺技だ、ボス戦だ、とどめだと、とにかく何かある毎にデモやムービーが挿入される過剰仕様。大昔、「CD−ROM機の登場でゲームはこうなる」と言った時に冗談で出てきたような姿を地で行く困ったちゃんな大暴走ゲームだ。
 第4話では好きなパイロットを戦死させて(笑)、話を分岐させるのでエンディングは3つ。全キャラ全ムービーを閲覧できる図鑑モードに加え、援護用のサブキャラを自機にするモード、アメリカ版などの無駄に豪華なおまけも収録されている。大元のゲームシステムと全く関係無い部分の密度があまりに濃く、結果、主従が反転した過剰な作り込みは「スーチーパイU」とかに通じるものがある。(メーカーには申し訳無いが)雑誌に公開されていた「ゲッPロボ」の画面写真を見る限りでは、作り直しになったのは「ゲッP」というタイトルにとって正解だったと思う。どのみち、たった一度の打ち上げ花火なら、大きく派手に咲く方が良い。
 ただし、「ゲッP−X」はSTGとしては見るべくも無い。無理矢理「らしく」遊ぼうとすれば、変形時の無敵時間を利用して移動し、敵の攻撃を抜ける戦闘が出来る。敵弾を誘導・引きつけて、分離、移動して再合体。おぉ、まさにゲッター戦闘だ! ……だが、結局は常にダラダラ溜め撃ちやってりゃ事足りる。溜め→斉射→破壊には、それなりのカタルシスがあるが、駆け引きの快感は皆無に等しい。耐えられん人には単純作業の繰り返しでしかない。
 では、肝心のデモ部分はと言えば、これも猛烈に好き嫌いが分かれる。「全ての70年代の少年達へ、この作品を捧げる」と謳えど、「ゲッP−X」は往年のロボアニメを美化礼賛するモノではないからだ。70年代のノリを忠実に再現と言うわけでもない。対象を冷徹に観察した結果、作られた分析型のパロディで、受け入れるためには送り手と同様にオリジナルを客観視する姿勢が必要になる。同一価値観のシンパシーだけでは伝わらない。だが、残酷なまでに茶化し笑い飛ばしながらも、奥底には確かな愛情が存在する。それを感じ取れるというか信じられるからこそ、「寒い」とか「くだらん」で切り捨てられない魅力を放つのだろう。
 それともう一点、「ゲッP−X」は何処をどう切っても万人にお奨め出来ないタイトルだが、音楽は一流と断言できる。面からボスまで全部、歌(一部、例外あり)。アニソンの大家にそれらしい歌を歌わせた必聴モンのオンパレード。特に主題歌はゲームソング史に残る名曲と言えよう(「Aランクサンダー」と同ベクトル的な意味で)。
 初めて聴いた時は虫唾が走ったが、今じゃあ、この歌無しで生活できなくなっちまった。フフフ、このオレがよ……。

「ゲッP−エックスのうた」
 作詞作曲 八的あきら / 歌 ささきいさお

 立ち上がれ 勇気を胸に
 走り出せ 俺は負けない
 平和砕く悪の使者を迎え撃つぜ 
 不死身のパワー 真っ赤に燃える
 闇を斬り裂け ゲッピービーム
 今だ とどめのシャインクラッシュ
 三つの誓い合わせて
 合体だ 不滅の力
 青い地球の未来のために
 行くぞ ゲッP−エックス!


 惚れたぜ、凄ぇ主題歌だ!

02/04/11  代


散財バースト

 (金銭的に)嫌な事があるとムショーに無駄使いがしたくなる。本末転倒なのは百も承知だが、月末決算時に50で抑えようと思ったヒットポイントが不測の事態で47とかになると、「この際、45でもええわ」と思ってしまう。つー訳で、昨日は久しぶりに日曜の朝から、イロイロと店をぶらつきました。まぁ、必要もあったんだけど。
 すると、ちょうど電器屋で抽選会をやっており、せっかくだからクジを引いてみる。3000円以上、買い物をすると券が1枚貰えるらしいので、まずは買い物。ゲーム2本買って一万強。レジで渡された抽選券は1枚。……おい。3000円ごとに1枚じゃなくて、3000円以上なら何百万使っても1枚かよッ。ちっ、しみったれてやがる。こんななら、2回に分けで買えば良かった(注、人の事は言えない)。
 では、いざ抽選。箱の中に入った玉を引く形式のヤツで、特賞が金、スカが白。クジを引く直前、店員の隙をついて箱の中を覗くことに成功。……白しかねぇ。色付きの弾なんざ1個も入ってねぇ(ついでに、この時点で景品は全部、残っている)。せこいッ、せこいぞ、石○電器!(注、伏字になってない)
 結局、残念賞の超豪華粗品をゲットして帰ってきました。んで、ココロに受けた傷を癒すべく、買ってきたゲームをちょいと触ってみたのですが……。

・「アーマードコア3
 とりあえす、一番初めのレイヴン試験をテキトーに受けてみる。最初にすべきは、一緒に受験中の僚機、アップルボーイくんを後ろからなます切りにする事だ(←どんなゲームでも何より先に味方が殴れるかどうか試す奴)。前に「2」をちょこっとやった時は試験官機を殴れなくてガッカリした憶えがあるが、さて?
アップルくん「味方ですっ! うわぁーっ!」
 グッジョブ! この時点でプラス1点です。次はアリーナ護衛ミッションで出てくるゲド君が殴れるか試してみよう。
 
・「プロジェクトアームズ
 雑誌では「ストーリーデモが無い」などの理由で散々な評価だったが、個人的には逆にデモが無いのが買うか否かの分水嶺になった。モノにもよるが、既にわかりきったストーリーをダラダラ説明されるとダレる。「ARMS」の場合、マンガ→ゲームの間に挟んであるアニメ版がアレだから尚更だ。
 PS2版は(ストーリー的に)突っ込みドコロ満載の大虐殺3DACTだが、使用キャラが増えてくるとけっこう楽しめる。やる気の無いエンディングは必見(レゲーテイスト溢れるとも言える。無論、駄目な意味で)。でも、味方が殴れないのでマイナス1点だ。
 これで、使用キャラにキースブルーがいりゃなぁ。車椅子でドリフト走行。完全体(時間制限付き。切れると即死)になってミサイル連射。それと、紫姉さんがハニーフラッシュする所はちゃんと表現するべきだと思います。ナノマシンでも全裸にゃ違いあるめぇ(笑)。

02/04/09  代


BOX AND BOX

ニ重箱 /ケロQ /WIN95(18禁) /ファンディスク
 どういうわけかコンシュマー移植も果たし、盛り上がってるのかそうでないのか、巷説が良く判らん所の「二重影」である。雑誌では、クロスレビューだと酷評、個別レビューだと絶賛なあたり、判ってる奴つーか、用意が出来ている人でないと良さが理解出来んちゅー事か(ギャルゲーはみんなそうだが)。
 しかし、このゲームの場合、みんなギャルの風体に対して違和感を持つようじゃのぅ。駄目な人はココで超特急で途中下車するようだ。肯定派も「殺伐とした世界の一服の清涼剤」みたいな弁護をしているが、これには異見を唱えたい。
 「二重影」の面白さは、各諸要素がむしろめいめい勝手に自己主張してアンバランスゆえの鋭角さを作る点にある。それらが最終テーマが提示される段階において一つに収斂されていくからこそ、インチキ剣術活劇以上の感動を生むことが出来る。中心に据えられた骨子に基く異形美とでも言おうか。性質の異なるもの同士の相互補完を計算し安定を作っているわけではないと思う、まぁ主観じゃがね。
 んで、「ニ重影」のファンディスクが「ニ重箱」だ。正直、ちょいと上げ底気味だが(笑)。清く正しい意味でファンディスクでしたな。中身は諸々あるが、メインは外伝シナリオ×2とクイズという事になる。

・ケロQクイズ
 キャラ漫才を挟んだ脱衣(その先あり)クイズ。クイズとして云々を語るゲームではない。どのキャラがどんな感じで人気があるのか(ないのか)が透けて見えるのが最大のウリである。
 このモードのシナリオは、「女の子より、女装した男の方が人気があるなんて世も末だーっ」に全ての価値がある。

・イルとスイの日常
 外伝その1。児童ポルノ(笑)。もう少し頑張れば(何を?)、「はじめてのにじゅうえい」が出来そうだ。
「人気キャラクター、イル&スイを主人公にしたストーリー。外の世界を知らない彼女たちの性へを目覚めを、甘酸っぱい日常として描き出す」、だそうです。この「甘酸っぱい」ってのがミソね。「微笑ましい」とか「見るに堪えん」とかが、どよどよととぐろを巻く混沌の渦。 わしゃ、何故か「おーい! はに丸」を見てるような気になったが。
「はにゃ? 『せっぷん』って、なぁーに?」 

・砦に帰す
 外伝その2、メインディッシュ(のはず)。「二重影」本編のプレストーリーになる。
 本編でさしたる見せ場も貰えずにくたばってしまったわりには人気の高い彩おねにーさまをが主人公(?)の短編だが、やっぱし今回もあんまし見せ場が貰えてなかったりする(ある意味では期待通りだが)。結局、インチキリボルバーを駆使して隠密らしく活躍する姿は見られないのですね……。
 一応、柳生の隠密連中の話だがバカ忍法活劇を期待すると肩透かしを食う。個人的には本編に絡めた話より純粋な外伝が見たかった。
 主な見所は2点。1つは、凄腕の忍び(らしい)首吊り毬流くんのあまりに見事な「出た、死んだ」的お姿。マジでココが「ニ重箱」ベストCGだと思います。そして、もう1つがラスボスの無影センセイの暴れん坊っぷり。はっきり言って、困った意味で「やりすぎ」だ。うわぁーん、ボクの無影はあんなアーカードもどきじゃないよぉー。

02/04/06  代


ちゅー訳で引っ越しました

 電話・ガス等の手続きに拙者・業者双方のミスが重なり、えらく手間取りましたが、とりあえず新居での初更新作業です。しかし、毎度毎度、引越しのたびに思うが、住宅関係の諸費用ってヤツは、人の弱みに付け込むかの如く、ちくいちボッタくりやがる。世の中には引越しが趣味なんて御仁もおられるようじゃが、なんとうらやましい経済力よ。
 それはさておき、引越し中、所有物を整理する過程でイロイロと頭を捻ることがありました。けっこう「何故、こんなものがここに?」なブツが眠っとるもんです。今回、その際たるもんが「赤いリボン」。しかも厳重保管用ダンボールからの発掘。ホワイ? 拙者、くだらん事をいつまでも憶えている能力にかけては多少の自負がありますが、コレだけはさっぱり由来が記憶にない。オレの身にいったい何が? もしかすると、なんぞギャルゲー伏線的過去があったのかもしれません。どのみち今となってはフラグ立て失敗で既にバッドエンドを迎えた後でしょうが。まさにアフターフェスティバルよのぅ。
 まぁ、ええわい。
 んで、引越し作業中、買ってはおいたが手をつけられなかったゲームを始めたわけでありますが……。

・「サイヴァリア
 なんかボタン一発でローリングだと別のゲームみたいだ……。しかし、やっぱケチらずに攻略DVD同梱版を買っときゃ良かった。ここまで「予備知識が無い人お断り」の仕様とは思わんかったわい。つーか、BUZZやローリングについてはちゃんと取説などで解説をして欲しい。「敵弾にかするとパワーアップします」「回転中は強化ショットが撃てます」、大事なのはその先でしょーがっ。
 あと、宿命的にテレビで縦STGは辛いわ。縦置き専用にテレビがもう1台欲しくなったのは「怒首領蜂」以来か。しょうがないので、画面を横に目いっぱい伸ばして、当たり判定表示オン、ローリングボタン押しっぱなしの軟弱プレイ。2P機選択で「サクラ大戦」なのは言うまでもない。

・「鬼哭街」 
 鬼が哭く街と言えばカサンドラを思い出す……。なぁ、獄長。(←だまれ)
 タオローくんの見事なまでのダメお兄ちゃんっぷりにイロんな意味で泣けてくる。ある日突然、あなたに6人もの妹ができたらどうしますか?(←違う)
 くだらん冗談はおいといて、
 こりゃ、ええわ。ここまで右脳を刺激してくれるシナリオは久しぶりだ。こういう可能性がまだ残ってるからエロゲーマーは止められんのよ。
 ……などと思いつつ、数日ぶりにネットに接続したら、まいったなー。こちらの掲示板の奈須きのこさんの「鬼哭街」についての書き込みね。

「いやまあ、もう自分程度が何を言う必要もないし、語るべき言葉なんて必要ないんでこのあたりで止めておくが華でしょうか」

 あれほどの功夫をして、ここまで言い切られたのでは、凡百のレビューサイトは並大抵の覚悟ではネタに出来ん。

02/04/04  代


リビングゲーム

 唐突ですが、引っ越す事になりました。
 いや、サイトがじゃなくて、実際に拙者がアパートを。大家曰く、今のボロアパート3棟をぶっ壊して、駐車場付き豪華アパートを1棟、建てるそうです。ファッキン! ブルジョワ階級はギロチンに送れッ。でも、大家さんはこの計画のためにン億円の借金をしたそうです。ボクは大家さんが土建屋に騙されているのではないかと、とても心配です。
 つー訳で、引越し作業中なのですが、コレがなかなか進みません。
 本棚を整理→「おぉ、コレはまだ持っていたのか」パラパラ→数十分経過……、ハッ!
 昔のマンガか、わしっ!
 オタクかつ貧乏性の引越しはタイヘンじゃよ。デカい家具が無いのはいいけど、惜しくて物が捨てられないし。なんつっても、本・雑誌の類が困る。昔、一部のメガドラ誌を捨ててしまった事を今、猛烈に後悔している経験上、絶対に用済みと思われるヤツでも迂闊に捨てられん。あー、でも今度こそ蓬莱タイムズは捨てよう(笑)。←もし欲しい人がいたらあげます
 んで、とりあえず、大家が経営する別のアパートに引っ越す事になったのですが、真・六畳一間からエセ六畳一間へグレードダウン。んが、家賃はアップ、散財。今までロハだった諸公共料金がかかるようになり、更に散財。細かい諸問題含めて、現状では引越しで住環境が好転する要素が全くありませんわ。……鬱だ、鬱の皇子だ。
 いや、相場的には普通の物件なんだけど、今までが良すぎたからショックがでかいっす。確かに今のアパートは安アパートだが、言うなればスーパー安アパート(値段がというよりバランスが)。ところが、今度のはホントにただの安アパートじゃもんなぁ。オレ、住めば都って言うほど悟りを開いてないし。
 
 という訳なので、引越して、新居に電話線が開通するまで、一週間ほど更新をお休みさせていただきます。電話ケーブルをどうやって部屋の中まで引っ張るかが、また頭の痛い問題なのよ、コレが。

02/03/27  代


ボヤボヤしてると後ろからバッサリだ!

ゾイ丼2 /目玉ソフト /WIN95(同人) /レース
 テレビ放映が終わって、はや9ヶ月。ひっそりと展開が続くゾイド界(正しい姿に戻ったとも言えるが)。ゲームの方は、ついに対戦ACTが発表になるも、ハードは任天箱。さすがに1本のためにハードは買えねェわ。やっぱ、所詮この世は金なのじゃ。
 と思ったら、「ゾイ丼」の新作が出てんじゃん。知らんかった。シアワセはこんな所にあったのね。つー訳でゲットだぜ(ジャケットはBタイプの方)。君はゾイドを操れるか? ゾイド、オン!
 目玉ソフト製作の同人ゾイドレース「ゾイ丼」。ゾイド同士、1対1でコースを3周し、先にゴールした方が勝ちの新世紀の戦車レースである。某メカ犬ゾリレースによぉ似とるが、アレもゾイドみたいなもんだから合法(?)であろうよ。
 新作「2」は、4機種(操作可能は1機)1コースだった前作から、12機種(全機選択可)5×2コース(逆走)に大幅強化。「無印」版と「/0」の新旧キャラ対決が楽しめる。前回コマンドウルフで泣きをみたレイヴンも今度はばっちしジェノブレイカーだ。高速走行可能な陸上ゾイドのめぼしいところは網羅しているかな。でも、出来ればシュバルツ兄はセイバータイガーじゃなくて、アイアンコングで激走して欲しかったのぅ。
 「ゾイドを操りドリフト走行、前を走るヤツをショットでいやがらせ」の基本に変化はないが、かなり難易度がマイルドになったので、前作のように泣きそうになりながら最終コーナーの攻防に総てを賭けなくても良くなった。何と言っても、今回は相手を殺せるのが素晴らしい。昔は3周以内に敵のシールドを削り切るのは不可能に近かったが、今度は違う。低難易度なら、どのゾイドでも攻撃に徹すれば1周目で息の根を止められる。逃げる相手を背後から滅殺。むりやり壁に押しつけて動きを封じた所を撲殺も可能。まさに「勝つためには手段を選ばない」。無論、まともに走って、ぶっちぎるのも有りだ。
 ただ、このゲームの場合(「2」は特に)、まっとうなレースものとしてタイムを縮めていく遊び方よりもゾイド同士のバトルレースを演出する、ようするにかっこいいリプレイを作るのが最終的な遊び方になる気がする。わざと相手とつかず離れずの距離を保ち、抜きつ抜かれつの攻防を楽しむのだ。「/0」のゼロ・イェーガー、ライトニングサイクス戦で、何故か互いに頭を取ろうと横に並んで走った時のような展開になるのが望ましい。高速走行射撃プラス肉弾戦、それでこそメカ生命体。CDとかビデオを駆使して、版権に触れそうな遊び方(QOH方式)をするとなお臨場感が抜群だッ!(笑)
 出来うるならば、3機以上でのレースや対人戦モードが欲しかった。後ろにもう一機いたり、「前へ走る」以外の行動を取れる敵がいるなら、ゲーム展開が劇的に変わるはずだ。ここらへんは「3」に期待といったところでしょうか。

02/03/23  代


エスカレーション 〜今夜はハードコア〜

魂斗羅 ザ・ハードコア /コナミ /メガドライブ /アクション
 いや、だから「HARDCORE」じゃなくて「HARDCORPS」なんですよ、奥さん。
 なんとなくバハムート大佐と世界征服がしたくなったので、久しぶりに引っ張り出して遊んでみたが……。あー、いかん。分岐、間違えた。大佐ーぁ、ヘリなんかで逃げないで、オレと暗黒の時代を作ろうよー。
 という訳で、魂斗羅である。ハードコアである。ノンストップ撃砕アクションなのである。メガドラには亀とワラビーしかくれなかったコナミが、94年秋に「てめーら、コレなら文句ねェだろ」と送り出した切り札中の切り札である(あー、「バンパイアキラー」とかもあったか)。渾身の力作とはこういうのを言うのだ。サイドビュー銃撃ACTの頂点に今なお君臨するタイトルの1つである(そりゃ、この後すぐにジャンル自体が死に絶えたんじゃが)。
 「ハードコア」の舞台は2641年、スーパーファミコン版「スピリッツ」の5年後にあたる。
「エイリアン戦争で鳴らしたオレ達、魂斗羅部隊は、難度が高すぎて中古価格が暴落したが、スーファミを脱走しメガドラに潜った。しかし、中古屋で燻ってるようなオレ達じゃあない。筋さえ通りゃカネ次第で何でもやってのける命知らず。不可能を可能にし、巨大な悪を粉砕する、オレ達、特攻野郎Cチーム!
 オレはリーダー、ドイル。通称、班長。作戦立案と命令の名人。オレのような天才戦略家でなけりゃ、百戦錬磨のつわものどものリーダーは勤まらん(注、何もしない)」
「オレはレイ・パワード。通称、元不良。自慢のルックスに女はみんなイチコロさ。はったりかまして、レーザーからマシンガンまで何でも揃えてみせるぜ」
「わたしはシーナ・エトランゼ(今回のトップ絵はこいつです)。通称、魂斗リーナ。魂斗羅部隊の紅一点。ジャングル戦は美貌と頭の良さでお手の物」
「ブラッド・ファング。通称、イヌオヤジ、犬面人だ。大統領でもブン殴ってみせらあ。でも、飛行機だけはカンベンな」
「おまちどう! ブラウニー、通称ロボット三等兵。諜報活動の腕は天下一品! 貧弱火力? お笑い担当? だからナニ?」
「俺達は道理の通らぬ世の中にあえて挑戦する、頼りになる神出鬼没の」
『特攻野郎Cチーム!』
「助けを借りたい時はいつでも言ってくれ!」
 全11ステージ、4ルート。1ゲームは最大6面で、おまけエンド・世界征服エンド含めてエンディングは6種類。短時間のプレイに過剰な演出を積め込めるだけ積め込んだ濃密なゲーム展開は、もはや伝説の域に達している。ビルの街にガオーッ、夜のハイウェイにガオーッ。ダダダダダーッと弾が飛ぶ。ガガガガガーッと破裂する。巨大ロボだ、生物兵器だ、エイリアンだ、と「出来る事は全部やれ」な姿勢が終始一貫しており、出そうな道理をまとめて力ずくで引っ込めて無理を押し通した逸品である。その心意気や、何だか知らんがとにかく良し!
 方向を問わず雲霞の如く押し寄せるザコを蹴散らす爽快感。余の辞書に弾切れという文字は無い。オレの間合いに入った奴は殺す! 入らなかった奴も殺す! 白熱するボスとの駆け引きが生む緊迫感。ここは地獄の一丁目。命知らずの怪人部隊。とっても痛いから我慢するのよ。
 太く、短く、激しく、熱く。ACT/STGが追求すべき理想の1つのかたち。高密度で鮮烈、その昂揚し、昇り詰める瞬間を求めて、私たちはパッドを握る。
「『始めると最初は楽しいが後半はすごくキツい』と、電源を入れることに気分的な負担を感じて、新しいソフトに走ってしまう。『気軽に何度も遊べるゲーム』というのが、ありそうでないだろ? この『ザ・ハードコア』はそこを大事にしている」
 発売時の開発者コメント。この言葉はまさに今、警鐘として響いている。だからこそ、「ありそうでないゲーム」を体現したタイトルが存在した事実の価値は計り知れない。
 かつて、命を削って作られたゲームを、命を削って遊び倒した時代があった。作家性などの言葉を掲げなくても、送り手が込めたメッセージが受け手に伝わったゲームがあった。無論、それは実体のない幻想に過ぎないのだけれども、信じた夢の姿は今でも思い描く事ができる。
「魂斗羅 ザ・ハードコア」
 ゲーム戦士の夢の跡だ。

02/03/21  代


リンクの冒険

 そして、Dの食卓。
 縁あって、「バンパイアハンターD」劇場版(去年やったやつ)を観る。ちなみに、拙者の「D」に関する知識は「昔、幾つか読んだが、あれは『妖殺行』だったか、『風立ちて』だったか、『北海道楽』だったか?」な程度。今回のヤツは「妖殺行」原作で、中身が結構違うらしいが詳しい差異はわからない。
 んで、「バンパイアハンタードラえ(←違う)」、観終わった後で思わず一言。
 このロリコンがあぁッッ!
 相手が幼女なら表情を崩すのか、オマエはッ、オマエはッ! やっぱし幼女に甘いのはヒーローの条件でしょうか?
人面疽「人には何かしら欠点がある」 
 それと、ダンピールに類するハーフのキャラクター(ママが人間の場合)で「マザコン」でない奴がいたら、誰かわたしに教えてください。
 話の中身は、貴族マイエル・リンクに拐された(実は駆け落ち)エルバーン家の娘シャーロットを奪還すべく、Dともう一組のハンター、マーカス義兄妹が追っかけるというもの。
 とはいえ、別にストーリー的にどうのこうのつーこたぁ無く、DかMブラザーズが駆け落ちカップルの護衛を勤めるバルバロイの変態と戦う合間に時々、マイエル・リンクとシャーロットがいちゃつくのみである。「先回りが都合良すぎたり足止めでダラダラしすぎるせいで、どう見ても逃げる相手を追跡しているようには見えない」とか「どいつもこいつも古典的(そりゃ、もはや『D』は古典だが)な手に引っ掛かりすぎるので強いのか弱いのか、さっぱり判らん」などが辛いトコロだが、とりあえず観ていて飽きずに楽しめた。ただ、悪魔城(←違う)が出てきてから、ちょっと巻きが入り過ぎか。
 だが、コレだけは声を大にして言いたい。
 エロが足りーんッ!(つーか、無い)
 そう、わたくし、大昔の劇場版、トミー・カリスマ・ダイアポロン芦田の「バンパイアハンターD」は「吸ってもいいのよ……、D」の場面しか憶えていない漢。

02/03/19  代


殺虫パンチ

 えぇとですね、今、ウチの部屋の中を蚊が1匹、飛び回っとるんですわ。どうも昨晩から居るみたいなんですけど。何故に、こんなシーズンオフにいるのかは判らんですが。
 昨日、中途半端に目が覚めた状態から、羽音を響かせて耳元を飛びやがったせいで睡眠時間が断続&激減。プラスして、最近の「耐寒装備だと暑くてやっとれんが、止めると風邪を引く程度に寒い」気温のせいで、体調はボロボロっす。なんとか寝るまでに撃墜しとかないと、昨日の二の舞。雑記書いてる暇なんてないんですよ、いや、マジで。
 近年は目が悪くなったせいで撃墜率がガタ落ちっす。よっぽど近くを飛んでくれないと敵機を捕捉出来ません。パシッと叩いて、スカだった場合、索敵からやり直しですわ。で、ヤロー、こっちが臨戦態勢だと近くに寄ってきやしねェ。「サンダーフォースX」のラスボスの気持ちが判っちゃうよ、ボク。

 それはさておき

 PS2で「魂斗羅」が出るみたいだけど、どんなんになるんじゃろう?
 GBAじゃなくてPS2、つーことはポリゴンになるんだろうが、573で2D→3Dだと「ドラキュラ64」の前科があるからのぅ。「魂斗羅」じゃなくてフツーの「コントラ」の3DガンSTGなんてオチだったら寝込んでしまいそうだ。あー、待てよ、タイトルが漢字じゃないってコトはゲームボーイ版の続編なのか。どっちに転んでもこれで「ハードコア」は黒歴史だな。
 いずれにせよ、もう昔とは違うから、まんまスタローンとシュワルツネッガーで「ぱんだここあ……?」は出来ないだろうしのぅ。鞭振り回して鯛焼き投げる子門正人は出て来るのでしょうか?(←答え、出て来ない)
 もういいや、スネーク出そう、スネーク。ソリッド・スネーク、カモン! スネークハウス被って走行スピードアップ。要ハサミだ、61! んで、タイトルは「魂斗羅 〜約束のあの場所で〜」で、伝説の坂の上でエイリアンと戦ってくれ。

02/03/16  代


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