帰ってきた暗黒式雑記群


そして伝説へ

 あー、ちくしょう、イライラするなぁーッ。
 いや、コレの話なんですが(拙者はこちらから知りました)。イロイロな所で言及されているので、今更説明は不要かと思いますが、ようするにこの話のオソロシイ勘所は何処かってコト。
 結局、53みたいなハッタリのせいで、みんなが必要以上に考え過ぎていて、結論はスレッド内でも言われているように「理解しがたい状況の連続」や「ガキを放っておく事への無関心」が怖いってコトになるのは判るんだけど。
 何にイライラしてるかって言うと、まぁ、自分にイラついとるわけです。
 もはやこの局面に至ると、この話は文章をネタに何がしかの活動している者にとっての挑戦状のようなモノで、今このネタから、説明を受けた人間の背筋を凍らせるような恐怖の解釈を導き出せれば、一躍ヒーローになれる訳ですわ(笑)。そう、新たな都市伝説の創造者として。たとえ無理矢理ひねり出したネタであったとしても、時が経ち、ネタ発生の経緯が薄れてくれば勝手に尾ヒレがついていくもの。野良犬にマジックで落書きしただけの話が、その由来を知らぬまま「怪奇! 眉毛犬の秘密」として暴走したように!
 んで、2日間、考えましたが、なーんも浮かびませんでした、てへっ。あー、イライラするーッ。そりゃ、そんなエレガントなネタがさっと思いつくようなら、そもそもこんなコトで頭使いませんが、ドチクショウ。まー、未練があるので、あと1日考えてみます。
 もっとも、このまま話が広がれば、いずれUSOジャパンあたりでキテレツな捏造をしたバージョンが放送されるような気もするが。

02/03/14  代


痛恨ッ

 ショック! 左手親指の腹を怪我するとコンシューマーゲーマーは何も出来なくなる罠!
 もはや血染めのパッドを握るほど、ゲーム戦士魂は残ってないしのぅ……。ちょほほ。

 つー訳で、って訳でもないが、買ったまま放っておいた雑誌を一気読みでもするコトにする。

>テックジャイアン
 あぁ、やっぱし1冊にまとまるのかね、「エンジェリヲ」。しかも「真・最終回」つきで……。
 これを1年と7ヶ月前に知ってりゃなー。1冊1000円(一部1100円)だから……、×17で……。考えるな、考えちゃダメだっ。ダメなんだったらッ!

>ユーズドゲームズ
 この雑誌は、商業ゲームレビューのアベレージを示すものだと思うので創刊号以来、律儀に購読してきたのじゃが、今号は先日書いた「ステラアサルトSS」の記事以外にもなんかツッコミどころが多いような気がする。
 「迦桜羅王」(エピックソニー/スーファミ)のパッケージが板橋しゅうほうじゃイカンのかいッ、仏像に牙が生えてて悪いんかいッ!? いや、「これならバカ売れ間違い無しだ!」とも思わんが。
 とくに「ちょっと違うんでないの?」と思ったのはプレミアソフト特集の「エイリアンソルジャー」(トレジャー/メガドラ)の記事。
 曰く、「ハード末期に発売された超絶的に野暮ったく、要求操作が難しいACTが、今日プレミア化するなどと予想できたであろうか? いや、予想した者たちはいた。本作をやり込みまくった上で最高傑作と褒めちぎった一部のメガドライバーである。発売当時から価値に気がついていたごく一部の者だけが、市場から消える前に本作を『保護』していたのだ」
 そうかなー? 「エイリアンソルジャー」に限った話ではなくて、メガドライブ市場は今のゲーム市場と違って、一月の発売タイトル数がせいぜい10本強。だから、ちょっとした話題作があると「メガドライバーなら、今月はコレを買うよなー。なーッ!」な雰囲気になって、みんな発売日に買いに行ったと思うがなぁ。再販なんてしないから、名作は発売日に買わないと二度と手に入らない(可能性が高い。まぁ例外もあったが)のはハード末期に限った話じゃないし。
 あの頃は、前評判が高いと目されたタイトルには盲目的に飛びついていたと思ったが。トレジャー謹製の「エイリアンソルジャー」なんて、その際たるもんじゃん。別に「違いがわかる」とかどうこうじゃなくて、当時、現役のメガドライバーだったヤツは持ってて当然。逆に現役じゃなかった人達(&椅子取りゲームに負けたメガドライバー)は、ただでさえ少ない出荷本数を全部抑えられてんだから買えなくて、当然。
 事、メガドラに限ってならば、レアもん持ってるヤツが「ゲームを見る眼がある」なんてことには全然ならないと思う。それが「名作かつレア」なら、なおさらだ。だって、あの頃のメガドラ業界ではソレを買うのは「あたりまえのこと」だったんだもん。「FF」とか「グランツーリスモ」買うのと一緒。自慢にゃならんよ。「駄作、しかし何故か結果的にプレミア化」なら、何らかの予知能力を認めるが……。いずれにせよ、誉められるこっちゃないわな。
 どうでもいい話ではあるけど、最近、プレミアソフトについての話(罵り合い含む)をたまたま幾つか目にしたもので。

02/03/12  代


法の華

 このごろ噂の凄いヤツ、「青少年有害社会環境対策基本法」なり「改正児ポ禁法」なりが通って、法に触れるような漫画だのゲームだのが、まるっと無くなったとしてよ。その手の「有害」なメディアが無いと日常生活が送れない人達は社会的にどういう位置付けに置かれるんだろう?
 病気? ならば、重度のニコチン中毒患者が病院でニコチンパッチを貰うように、医者に有害メディアを処方して貰うんか?
 外来にて、
「どうしても小さい女の子にハァハァしたくて我慢できません。このままでは実際に手を出してしまいそうです。美女と美幼女には人権は無いと思いませんかッ!?」
「(うーむ、だいぶ重症だな)じゃあ、お薬を出しておきましょう」
 んで、薬局で「はじめてのおるすばん」を貰う。
「1日、就寝前に1時間だけ使用してください」
 するってーと、保険に入ってれば窓口負担は3割だから、定価5800円で実費負担が1740円。おぉ、2000円で新作のエロゲーがッ!(←むしろ自由診療、つーか隔離されてシャブ抜きだ)

 いや、そもそもエロがどうのとかに限った話じゃなくて、ネタに出来るほど軽い問題じゃないのは百も承知だがね。ただ、オレはこの件に関しては、かなり悲観的な見方をしている(潰れるなら、それが何よりだが)。なんだかんだ言って、政治屋が本当に通したいと思った法案はけっこう通る。盗聴法も通ったし、日本医師会は600万人分の署名を集めたらしいが、結局、社会保険は3割負担になった。あー、でも発泡酒はこけたか。
 別に、危機感を持って行動している人達を無駄だと言うつもりはないし、それが効果がある事なら参加しようと思う。だが、やっぱ遅きに失した感は否めんわな。
 この問題の場合、法を求める者、作る者、使う者、望まない者などで、どれも目的と利害が異なるのがやっかいなところだ。立脚点が違うから、建前論以外で議論が出来ない。であれば、声が大きいヤツが勝つわな。法案推進派の最終目標ははっきりしているので反対派には死活問題だが、実際にどう運用されるかわからない以上、現状では被害妄想としか受け取られないし(実態に即してない法律が腐るほどある事など知っている。たとえ施行後、たいした実害が出なかったとしても、法があるのとないのではエライ違いがあると思うがね)。
 宗教戦争に負けた邪教徒には改宗するまで人権が無いのは、どこぞのホトトギス神秘教を見りゃわかることで。改宗する気が無いのなら、一人のオタクとして出来るのは、いざという時には殉教する覚悟を決めておく事だけのような気がする。

02/03/09  代


パネルでボン

メガパネル /ナムコ /メガドライブ /パズル
 例のワンダースワンの「スーパーナムコ大戦」って、評判はどんな感じなんだろう? どうせSLGだから、わしには出来んのじゃが。ただ、どうもキャラデザに違和感があるでござるよ。「アムルは吊り目キャラちゃうわ」とか「クローヴィスはもっと貧弱な坊やじゃなきゃダメだ」とか「ベラボーマンはあんな『キャプテンラヴ』じゃないやい」とか。どうせ年寄り専門のタイトルなのに、なんでデザインを改めるのかギモン。
 さて、今回は前置きとはあんまし関係無く、「メガパネル」。「スーパーナムコ大戦」には絶対、出て来ないナムコゲームである。いや、断言は出来んが(パトリックあたりはあるいは?)。
 メガドラオリジナルの迫り上がりパズルである「メガパネル」は15パズルの応用・発展形で、フィールド上に積まれたブロック(最大11×6)を1マス分の空きスペースを用いてズラす事により消去していくゲームである。ブロックは同色のものを3つ以上並べると消滅する。発売は90年11月。ナムコのメガドラでは初のオリジナルタイトルになる。今でこそ、メガドラ屈指のパズルとして(知る者の間では)評価が高いが、前評判は「どうでもいいオリジナルなんか出しとる暇があったら、×××を移植せんかい」だったのは言うまでもない。もし、スーファミで出とったら、タイトルはやっぱ「スーパーパネル」かいな?
 んで、その中身だが、
 砂漠に隠された古代遺跡から発掘された謎のパネルには宇宙人からのメッセージが記されていた。正しい手順でブロックを動かし、パネルを完成した者に大いなる叡智が授けられると言う。宇宙開闢より眠り続ける永劫不滅の真理を求め、数多の人間の思惑が激突する。なぜ人間は争うのか……そして真実の愛とは? 死闘の果てに垣間見える壮大なラブロマンス。ブロックをずらせ。運命の13人。生き残るのは1人。
 ……といったストーリーは全然、全く、これぽっちもありません。
 「メガパネル」には3つのモードがある。与えられた課題をこなし面をクリアする「エクササイズ」、ブロックを消してギャル絵を表示する「ピンナップ」、そして2P対戦。どれも大幅に異なるプレイスタイルを要求されるので(トータルで通用する基本スキルが前提の上で、だが)1粒で3度美味しい……、と言いたい所だが、これらうち重要なのはピンナップと対戦モードの2つだ。エクササイズは練習つーよか、苦行なので無視される事が多い。だって、ここで練習したって役に立たないんだもん。とりあえず、画面中央で催される流浪のギタリスト、パトリック・J・クローリー(スナフキンって言うな)のリサイタルとして見るのが定説である。
 対戦モードは熾烈な激戦が繰り広げられると評価が高い。「メガパネル」は対戦パズルの中では比較的、運の要素が少なく、かつ、攻撃・防御のタイミングを(ほぼ)完全に自分の手で制御できる。つまり彼我のフィールド内を確認しながら状況に応じた一手が打ち易い。そして、それは相手も同じなので駆け引きが重要になる。また、対戦では他のモードよりも不用意な縦消しから生じるブロック移動の制限が致命的になるため、敵にプレッシャーをかけつつ、自陣を整えていく必要があり予断を許さない緊迫した攻防が続く。ただし、運が絡む局面が少ないので、腕前が拮抗していないと対戦にならんのではあるが。
 そして、お待ちかねのピンナップモードだ。
 このモードでは画面左がフィールド、右が絵の表示スペースになる。絵はパネルで隠されていて、ブロックを消すと上から爆弾が投下され、パネルが消えていく。爆弾の投下数は消したブロックの数によって決まり、ブロック3個で1つ、4個以上なら同数。よって、いかに4個消し以上を組むかが問題となる。
 ギャルは全部で10人。1人につき、絵が5枚。1度のゲームで出てくるのは6人(最初と最後が固定。2〜5人目は状況によって変わる)で、ゆえに全30面。
 はっきし言って、しんどい。終盤戦はブロック上昇速度はハンパではなく、出現するブロックの色も増えている。ついでに、爆弾一発では破壊できないパネルの比率も増殖していく。ラスボス戦などは全パネルが耐爆パネル、このカテナチオを粉砕するのは至難の業だ。あ、コンティニューなんて無いよ。漢のゲームだから。
 ギャル絵のゲットという、これ以上なく即物的なプレイ目的をさっぴいても、ピンナップモードの魅力は大きい。そもそも落ち物(並びにその変種)パズルは、積み上がるブロックの一斉消去を繰り返す事でストレスの発散を行うが、「メガパネル」の場合、ブロックの消滅と山の崩壊のうえに、さらに爆弾の投下・爆、パネルの破壊、絵の表示とリアクションが続く。ブロックを揃えていき、3つ目となるブロックを合わせる=起爆スイッチを自分の手で入れる事も快感を強める。
 ミスを許さず頭と指の休まる暇のない終盤戦だが、最高に調子が良い時には16面を超えたあたりから、我が身に不可思議な現象が現れてくる。ブロックをどう動かすか、どう消すかを意識せずとも自然に指が動くようになるのだ。むしろ、頭ではゲームとは全く別の事を考えていたりすらする。ブロックをずらしていく音、ブロックがはまる音、崩れる音。妙にクリアーだ。来た来た来た来た、来た―ッ! これがッ、これがゾーンとかいうヤツかッ! おぉ、神よ……ッ!
 なかばオカルトめいた境地だが、今までやったゲームの中では「メガパネル」が一番、出易いような気がする。

 あと、蛇足だがね、これだきゃあ言わんと気がおさまらんので。
 ギャル1人につき5枚ある絵の大きさは後ろのものほど大きくなっていくが、5枚目は2枚目の絵に下半分を追加したものになる。
 んでな、2枚目がシャワールームの絵になるギャルがおるんよ。よく体育会系のクラブとかにある肝心な所はドアで隠れて、肩から上しか見えないヤツ。当然、5枚目はその絵の完全版になるわけよ。
 まさか、とはおもったんじゃが、追加部分はパーフェクトに「扉」だけ。
 パネルを爆弾で掘りながら泣いたさ。男泣きだ。

02/03/07  代


将軍の娘

機甲兵団Jフェニックス /タカラ /プレイステーション2 /アクション
 最大の謎、「J」って何だ? Jビーフ、Jポーク、Jチキン……。←違う。
 それはさておき、来月発売(らしい)「Jフェニックス・バーストタクティクス」がなんか気になったので(大鎌とか武装排除が、だ。新キャラの双子ギャルが、では断じて無いぞ。あー、でも姉貴の方は……、ゲフンゲフン、いえ、なんでもありません)、予習の意味も含めて旧作を買ってきた。発売からだいたい1年遅れである。さて、タカラのロボカスタマイズ3DゴンポリACT「機甲兵団Jフェニックス」。その中身の程は一体?
 ででん!
 「タカラが『アーマードコア』を作るとこうなる」
 完!
02/03/05  代
 ……では、あんまりなので、もうちょっと。
 謎の惑星の謎の大陸、フィアッツァ大陸西部に位置する帝政国家アルサレア。巨大ロボを駆使する傭兵稼業を生業とし、他国の侵略返り討ちを趣味とする偽善の帝国である。
 だが、兵器輸出のシェア争いから恨みを買ったため、帝国の最高指導者グレン将軍の暗殺という事態を招いてしまう。将軍の護衛部隊の隊長である主人公(デフォルト名が「主人公」。「かずとひろし」とでも読むんかいな)は将軍の遺言から影武者として全軍の指揮を取るハメになる。よかったな、護衛任務失敗の責任がうやむやになって。将軍の死を知る者は主人公の他は参謀本部長のみ。こうして総司令官と最前線のパイロットを兼ねる二重生活の幕が開く。
 一方、士官学校を卒業したグレン将軍の娘フェンナが主人公の部隊に配属される。主人公と参謀は、未だ父の死を知らない彼女に将軍の後を継がせ、萌え萌え宰相の威徳を以って、国際世論を味方につけるべく暗躍を続けるのであった。偽善の野望全国版。「ご采配をお願いします」「では脱げ」
 つーか、グレン! てめーは将軍なのか、皇帝なのか、宰相なのか!? あと、フェンナ様、演説はもっと手短にお願いします。
 ……と、なかなかに困ったちゃんなストーリーがアツい「Jフェニックス」である。オープニングからして爆裂フルスイング(注、空振り)炸裂で酔いしれる事、間違いなしだ(注、悪酔い)。しめて、しめて、しめて、しめて(←見て貰えば判る)
 もっとも、箱を手に取れば、中身が概ね予想できるトコロは「Jフェニックス」の美点の一つだ。野暮ったくて、俗ぽっくて、ステキッ。確信犯で購入できるから「外れ」がない。ゾクゾクしますわ。いや、誉めてんですよ、マジで。
 「Jフェニックス」は、「戦闘ロボなど所詮おもちゃの世界の産物に過ぎん」という現実から始まる創造物だ。だからこそ、ニ脚型(明確に人型)のみであり、飛行のために羽を生やしたりする。このゲームを遊んでいた時期に、ミクロマンのおもちゃ(関節やジョイントが磁石になっていて、好きなパーツをつけられる)をいじる機会があったのではっきりと判った。ゲーム内で武装のカスタマイズに頭を捻るのも、おもちゃをいじるのも「同じ」だ。ロボゲーに実在兵器の幻想だけを求めたい人は別のゲームで遊べばいい。望まない客を騙すような看板は掲げていないわけだし、住み分けが出来るのは幸せな事だと思う。
 たかがロボ、されどロボ。出発点がはっきりしている分、地に足がついていて、妙な勘違いが入る余地が無い。だから楽しめる。(自分が欲しがる)ロボゲーの理想像から食い違う点が見えても、むやみに腹が立つことも無い。いやまぁ、個人的にはもちっと多弾頭ミサイル系の武器が欲しかったけどね。
 大河原邦男デザイン(正確にはデザインの元だが)は「基本形」ゆえにパーツとカラーリングに頭を捻れば「××モドキ」が作り易く、パーツの組み合わせ方に応じて、スペックに単純な足し算引き算以上の特殊ボーナス修正を加えるシステムが生む極端な超性能は痛快無比。ラスボスを一撃で撲殺する恐怖パンチ。完全空中戦仕様で地べたの敵に絨毯爆撃。長ドス振りかざしての辻斬りスペシャル。無理が通れば、道理が引っ込む。強いんだ、大きいんだ、僕らのロボットなんだ。
 ロボの魅力は「大・強・速・軽」。「Jフェニックス」は確かに多くの問題点を抱えたゲームだが、この基本は比較的堅持している。ならば、続編にも期待が持てようというものではないか。

02/03/05  代


場繋ぎ・最終章

 前回のヤツがやっぱし上手くいかんかったので鬱だ。テンションが上がらんのでテキトーに。

>顔を盗む人々
 このあいだ、ゲーム屋の「鬼武者2」のデモビデオを熱心に眺めるお爺さんの姿を見た。
 一応、時代劇だから惹かれるものでもあるんかいな、と思っていたら、「松田優作」の顔がアップになって「俺は鬼武者になって、幻魔をぶっ倒してやるぜ」(物真似っぽく喋る)のトコロで、「ケッ」てな感じでテレビの前から立ち去った。
 わかるッ! その気持ち、わかるぜ、爺さんッ!
 松田優作を使ってゲームを作るのはいい。なら、それらしいのを作りゃいいのに(ゾンビリベンジは許す)。「ブラックレイン」みたいなヤツなら買っちゃうよ。なんで「探偵物語」のツラで石舟斎やねん。あまつさえ、「探偵物語」のコスチュームまでありやがる。ファンは怒れよ。

>種の起源
 みなぎ得一の「足洗邸の住人たち」を買う。その1話に「ネコミミを最初に描いたマンガ家って誰だろう?」とのセリフが。
 む、考えていれば誰だ? やっぱ「綿の国星」あたりが元祖なのか? 猫娘とか猫目小僧には耳が無いしのぅ。

>問題、声・岩男潤子のキャラが「さくらちゃん」とのたまうアニメは何? ヒント、「ともよちゃん」

 答え、「KEY THE METAL IDOL」

 「カードキャプターさくら」だと思った人はザンネン賞。
 「ゼノサーガ」絡みでゲーム誌の表紙を田中久仁彦の絵が飾っているのを見て、なんか久しぶりに「KEY」を見たくなった。オレ的には田中久仁彦といえば「KEY」なのよ。
 そう、元祖「鍵っ子」とは我らのことだ! まぁ、わしゃ、ビデオ買わんかったから、3万人のお友達のうちの1人じゃないんだけどさ。
 好きだが人に勧められないアニメ、No.1。なぜって、面白くないから(笑)。だが、全15巻に渡り、上がりも下がりもしない地表スレスレの低空飛行を最後まで飛びきったところが、たまらなく好きだ。ロボ、人形、アイドル、宗教、オカルト、超能力、巫女。いや、最後はどうでもいいが。
 御船千鶴子を元ネタにして、「リング」とはこうもかけ離れた結果が出てるのも面白い。

>祝、隔月刊!(だから、もう買わない。そんなに金が無い)
 近日中に雑記で「ステラアサルトSS」をネタにしようと思っていたが、今書くと「ユーズドゲームズ」最新号へのグチになりそうだから、グチだけ先に書いておく。
 ユーゲーでの記事は2ページ。中身は「ゲームは面白いがデモが寒い」、これだけ。
 んなコトは、(ステラアサルトを知ってる人間は)みんな知ってンだよ! その「先」を書くのがプロの仕事だろうがッ。
 「SS」はデモが駄目だ。曰く、「三流エロゲーのような媚び媚びボイス」。では何故、駄目なのか? 開発にセンスが無かったから。どうしてセンスが無かったのか? 磨く必要が無かったからだ。システムさえしっかりしていればとりあえず許してもらえる「ぬるま湯」の共同体の中で、自称「硬派」なゲーマーに媚びて、また、それ以外の事をすれば叩かれてきたからだ。だから、共同体が崩壊した時、その後の変化に適応できなかった。
 この無様をオレ達が嘲笑えるかよ。嘲笑う資格などあるものか。

02/03/02  代


「  」

 ある小説の話をしよう。
 実際のところ、けっこう前に読了していたのだが、上手いこと表現する自信が無かった(だからと言って、今回はある訳じゃないんだが)。読書感想文は難しい。いや、ゲームならカンタン、つーことではなく、明確な1人の個性と才能に正面から対峙するのにはそれなりの覚悟が必要と言うか。とりあえず「10年後に再挑戦」するつもりでやってみよう。
 さて、本題。
 いまさら、面白いのつまらんのを語るべき作品では無いし、技巧面を云々言ってどうなるもんでもない。諸要素盛り沢山な話であるからして、その全てを読み解けたとも思わない。だから、印象論。今はコレが精一杯。
 この作品の第一印象は、とにもかくにも「鋭い」である。エッジが尖がっていて、そのうえ眩く輝くまでに鋭利。迷い無く一閃された文章の刃が、疾く鮮やかに読み手に走る。触れただけで切り裂かれそうでありながら、手を伸ばさずにはいられない戦慄の輝きだ。
 情動を内に秘めつつ理知を以って構築されていく場面は、あたかも静かに弓が引かれていく緊張を生み、やがて放たれる「矢」に一途に進む力を与える。伏線やトリック、設定だけの力ではない。心情と主従になるのでもない。両輪揃って初めて、その時が形作られる。
 虚無を抱え込むがゆえに顕れる鮮烈な死の体現。この主人公の有様が、まさに作品の表面を色濃く映し出している。

 ――私は、お前を犯(ころ)したい 

 血を吐くような告白に滲む愛と狂気。互いに矛盾しあう混沌。なお成立する両儀。崩壊するギリギリの処に立ち、多くの欠落を前提にして到達しようとする境地は、純粋であるからこそ凄絶なまでに美しい。
 だが突き詰めれば、これは求めるものを手にしようとする者たちがもがく話だと思う。多くは報われないのかもしれないし、哀しくもある。無様とさえ言えるかもしれない。ただ、その姿に嘘は無く、それゆえに我らの懐の一番脆くて柔らかい所を直接、叩くのだと。そして、この衝撃は水面に波紋が広がるように大きくなっていくのだと。

 全ての作品との出会いは奇跡である。だからこそ、著者が私たち読者に贈ったのと同じ言葉を、著者と作品に返したい。「――この時代と、貴方に感謝を」
 そう、この物語の名は「空の境界」という。

02/02/28  代


Jのメモ

 忘れた時のためにメモを残しておこう。
 メモの内容が理解できた人は、あなたのやり方を教えてください。

 頭/Jグラップラー
 胴/ヌエ
 腕/Jグラップラー
 脚/フロッグ
 左・右手/P・クロウ
 左肩/ガトリング
 右肩/無し
 ジェネレーター/ルーフX
 ブースター/オイガス
 WCS/プラトーW
 レーダー/ミマス
 アーマー/ニブル
 Pユニット/スヴァロヴィチ
 Lユニット/ヴォーロス
 冷却材/アマルテア

02/02/26  代


オレのこの手で貴様の骨に戒名を刻んでやる

 ↑のセリフが個人的にミョーにツボ。渋いぜ、とっつあん。
 「カリオストロの城」よりも「VS複製人間」の方が好きです。西村晃と言ったら「水戸黄門」じゃなくて「マモー」だよなー。
「そうだ、私だ。マモー!」
 つーわけで、昨日、金曜ロードショーの劇場版ルパンを観たんじゃが……。おぉ、地上波で乳首が描いてあるアニメを見たのはえらく久しぶりじゃよぉ。そういや、コレも「永遠はあるよ。ここにあるよ」な話じゃわいな。
 「VS複製人間」は好きな映画だが、昨日見たのには訳がある。今、放送する場合、何処がカットされるか気になったからだ。ぶっちゃけた話、
「ギャーギャー騒ぐな、このキチガイ!」
 が、あるか否か。
 拙者の記憶に焼き付いているのは、テレビ初放送の「月曜ロードショー」のバージョン。この放送をパパが録画したテープを何回も何回も見ていたので、ノーカット版の印象が薄い(同様に「カリ城」は水曜ロードショー版)。
 件の月曜ロードショー版ではカットされたのは、ルパンがロックウッド(マモー)の島をうろつく所や「ルパンは夢を見ない!」のあたり。だから、ルパンの「瓶詰めの赤ん坊さえ見なけりゃな」のセリフは、最近までマモーに対する揶揄だと思っていたのよ、アタクシ。
 ところが、数年前、深夜に放送した時には昔カットされたシーンがあるではないか。後半戦のカットが無いのなら、前半戦のどこを切るか。んで、いざ、カクニーン。拙者、何かしながらテレビを見るコトが出来ない人間なので、2時間テレビの前で正座でござる。
 予想通り、つーか、なんちゅーか、やっぱしガイキチ発言のトコがバッサリだ。しかも、アジト壊滅→「私が許せんのは、貴様のその淫らな下心だ」から、いきなり小屋で缶詰を漁る場面。なんで、いきなりそこまでワープするかね。野暮じゃのぅ。ついでに言うと、捕まったルパンが檻から逃げる所もカット。コロンビアの銭型もぶつ切り。話の整合性もへったくれもあったもんじゃない。ルパン音頭も途中で切ってねーか? 不粋ったらありゃしない。
 まー、多少なりとも、昔切られたシーンが復活してんだから、年寄りには親切設計と言うべきか。
 にしても、「VS複製人間」の次週が「シックスデイズ」なのは何かのシャレなんか? だったら、むしろ「ブラジルから来た少年」にして欲しい。

02/02/23  代


場繋ぎ・完結編

 ダラダラとテキトーに。

>金熊賞、おめでとうございます!
 「千と千尋の神隠し」(身内での略称は「ちち隠し」)を見ると、地獄釜の肉助(「天外魔境U」)を思い出す。豚に変えられた身内を、そうと知らずに「うめぇ、うめぇ」と食って、あとで泣きながらゲーゲー吐く話。
 それはさておき、
 宮崎カントク、日本のロリコンが世界に通用する事を立派に示していただき、ありがとうございます! 受賞後のインタビューも感服しました。これからもどんどん老人力を発揮していってください。

>これを何と読む!?
 投書欄・天声人語・社説等と並び、朝日新聞のアイタタタ的見所に「eメール時評」がある(他にも「ティーンズメール」とか「私の視点」とか。これだから朝日の購読は止められん)。
 んで、19日のヤツが「ネットに(笑)は必要?」。筆者はエッセイストの綱島理友。
 曰く、「プロ足る者、(笑)で場所を指定しなくても笑える文章を書くべきだ。が、ネット上では通用しない。ネット上では(笑)や絵文字は標識として機能し、流れから文章を理解するなんてかったるいコトは最初から拒否されている」。
 別に、自分が書く文章に好きなルールを決めるのは勝手だが、他人がどうして(笑)を使うのか、もちっと読みなはれ。そもそも、文脈の流れから導き出されるものとは別の意味を文章に与える為に使うもんじゃろが。

>ドリーム職人
 先週の「特命リサーチ」の「好きな内容の夢を見る方法」を見る。
 だが、これは明晰夢(眠りながら脳の一部が覚醒時のように活動しているため、夢を夢だと認識できる状態)で片付くほど簡単な技術ではないと思う。夢の中で自覚が無くても、中身をいじれる場合だってあるしのぅ。明晰夢状態の方がやりやすいのは確かだが。
 ただ、若い頃にはありがちな美味しい所直前で目が覚る理由が判ったのは収穫だった。ようするに興奮しすぎると脳が活動するから目が覚めるわけだ。どんな状況でも常に冷静に。Cool! Cool! Cool!
 経験上から言えば、大事なのは「思い込みの強さ」です。「三界、唯一心なり」と山岡鉄舟も言っている。スタンド使いの如く、出来ると思ってれば出来るんです。高所に立つ夢を見た時、落ちると思ってれば落ちます。示唆的ですな。
 もっとも、一番大事なのは朝の起床をレム睡眠の周期に合わせる事なんだが。日常生活では番組の実験例みたいに1回目のレム睡眠で起きる訳じゃないんだし。

 ドリームと言えば、いま一つ。

>夢の跡
 横浜市戸塚区にある遊園地、横浜ドリームランドが37年の歴史に幕を降ろし、閉園した。
 親戚の家のすぐ近所だった事もあり、ドリームランドにはガキの頃に何度が行った記憶がある。それが潰れた。
 なぜか、涙が出た。
 レジャーの多様化、不況に対応出来なかった不採算の遊園地が潰れただけだ。特別な思い出とかがあるわけじゃない。そう何度も足を運んだわけでもない。つーか、とっくの昔に潰れたと思っていた。もう、どんなアトラクションがあったのかも思い出せない。
 では、何故? 
 それすらも、もうわからない。

02/02/21  代


彼女の目的

 ドちくしょうッ! 久しぶりに傘を盗まれたぜ。あー、腹立つなーッ、まったく。何処の馬の骨だか知らねェが、怨んでやる呪ってやる祟ってやる。ウラミハラサデオクベキカ。このページを見た人も、僕と一緒に呪ってください。オラにみんなの元気を分けてくれ!
 ……トハイエ、仮に呪いが炸裂して、犯人が相応の報いを受けたとしても、拙者がそれを知る術は無いのでござるよ。ちょほほ。バカ吸血鬼映画「ブレイド」で、主人公の刀を他人が一定時間以上握ると柄から刃が飛び出して指チョンパになる仕掛けが出てきたが、まじでこのカラクリを傘の柄とか自転車のハンドルに搭載したい。

 それは、さておき、

 過日、近所の本屋での話。なんぞめぼしい書物でもないかと店内をうろついていた拙者の目に、店の隅にあるエロ漫画コーナーに立つ3〜4歳ぐらいの女の子の姿が。
 幼女のつぶらな瞳(後姿だから、実際どうかは知らんが)は色とりどりのエロ漫画に釘付けのご様子。微かに頭を振っている事から、棚に並んでいる順に目で追っているようだ。
 ……さて、どないしたもんか。紳士の社交スペースに迷い込んでしまった幼子を、いいオトナとして如何に扱うべきか。これが野郎のガキなら、後ろから頭、小突いて、「10年、早いんだよ!」でいいんじゃが。
 放っとくのが無難なんじゃが、「他人の子でも、注意するべき時には注意しかんと社会は駄目になる」と影道総帥も仰っておられる。ここは一言、言っておくか。
「お嬢ちゃん。世の中には女子供は立ち入っちゃいけない領域、男の世界があるのだよ。そう、それは例えるなら、空を駆ける一筋の流れ星(闇を払い荒れ狂う稲光)」
 いや、結局、拙者が何か言う前に件の娘御はエロマンガ島から離脱しましたがね、ホッ。
 ところが、その後、このお嬢ちゃん、わき目も振らずにエロ雑誌・写真集のコーナーへ。やはり、暫し棚を一瞥して、親のところへ向かいました。
 少女に何が起こったか?
 つーか、むしろ、
 少女の行為はもう終わったのか?

 彼女にとっては、ただ単に積み木を重ねたり、壊したりしているだけのことなのかもしれない。バーイ、「レイクライシス」

02/02/19  代


そりゃないぜ

 白状すると、実は拙者、復刻版「メタルスレイダーグローリー」を、まだクリアしてなかったりする。発売日に買っては来たものの、終盤戦の03地区殴り込みで、どぉーしても異星生物に勝てなくて、詰まってしまったのよ。
 戦っても、戦っても、も一つおまけに戦っても、敵を仕留め損ねて逃げられる→カードキーが入手できない。そんなバナナ。ファミコン版は何度もやったが、ココで詰まった覚えなど無い。本棚の奥から攻略本を引きずり出してみたが、効果無し。ギニャー。風よ、雲よ、心あらば教えてくれ。どうしたらエイリアンを銃殺できるんだ!?
 ……そして、1年。
 まー、プリライト版の特典のせこさとか、BGM改悪とかでゲッソリとやる気パルスが減退したんで後回しにしとるうちに忘れてしまったんじゃが。パスワードは全部覚えてるから、次のシーンから再開する手もあったんだが、それもなんかにゃー。
 んで先日、これではいかんと心を入れ替えて、1年ぶりにスーパーファミコンを繋げたのじゃが……。
 がぁーっ、やっぱ勝てん。死ね、死ね、死ね死ね死ね死ね、死んじまえー。……あー、また逃げやがった。どうすれバインダーッ! もう、ええわ。ジョジョーッ、オレは自力クリアをやめるぞーッ! 検索、「メタルスレイダーグローリー 攻略」!
 が、見つけた攻略ページを見てみると、ありゃ、記憶&攻略本とやり方が違う? なんかイヤな予感がするのぅ。かくなる上は最終手段。ファミコン版をセット、プレーイ。
 結論から言うと、アタシの記憶違いでした。カードキーを入手するのは、既に地獄に叩き落した1匹目からで、アタシは殺せない2匹目を血眼になって追っかけていた次第。ただ、問題の死体は、復刻版は戦闘があった部屋に、ファミコン版は通路に転がっていて、一度その場から離脱、再度訪れた時に鍵が入手できる手はずになっている。記憶&攻略本では「通路の死体からカードキーを入手」とあるので気がつかなかった訳やね。うぬぅ、このような場所に変更があろうとは、この海のリハクの眼を以ってしても見抜けなんだわ。不確かな記憶と曖昧な攻略記事、どうでもいい変更点が偶然の一致を見て、はじめて起こりえた悲劇と申しましょう。オレだけのせいじゃない、そうだ、そうだとも。
 その後はストレートで最後まで一直線。めでたくエンディングを拝んだのではあるが……。あんまし、めでたくなかった。
 やっぱ、最後の最後までBGMが尾を引いたわ。事、ここに至っては「問題外、捨ててこい」とまで言う気は無いが、「オープニング」とか「要塞突入→エンディング→エピローグ」などの演出とマッチした珠玉の音楽は見る影も無い。特にエピローグはエンディングのアレンジ(と明確に判る曲)でないとあかんでしょうに。グラフィックも、もともとがファミコン規格外の化け物だから、新規描き直しでも劇的には感動しなかったし。
 正直、プリライト版6000円じゃなくて、書き換え版2000円にしときゃ良かった。せめて、パッケージと取り説がSFメモカデフォルトじゃなくて、「メタルスレイダーグローリー」カスタムだったらのぅ。結局、脱がねぇしよぉ

02/02/16  代


ダンジョン7人夏物語

 先の連休、さして予定も無いのでビデオでも観ることにした。で、借りてきたのが「ダンジョン&ドラゴン」。元祖テーブルトークRPGの映画化作品である。なして、邦題では「ズ」が取れてんのかは知らんが。
 ワシも若い時分にはTRPGに片足を突っ込んだもの。若気の至りというヤツよのぅ。ちなみに拙者は、コンプティークが「ロードス島」と「福袋」のツートップ体制だった頃に飛びついて、「船が沈む」前に逃げ出した、典型的第2世代TRPGゲーマー。
■港にて、あるネズミの会話
「兄さん、僕らが逃げ出した船が沈むよ……」
「そうだろう。俺たちが散々、底を食い破っておいたからなぁ」
 いや、ホント、わしらみたいなプレイヤーばっかだったからTRPGは衰退したと思いますよ(今は取り残された人々が救命ボートで漂流中)。
 まぁ、いいや(←よかない)。んで、件の劇場版「D&D」だが、「経験者がツッコミを入れつつ楽しむB級娯楽」映画だ。概ね「ゼンゼン、D&Dじゃない」のだが、妙な部分が「D&D」だったりするので退屈はしない。例えば、某「名前を言ってはいけない『ビ』のつく」モンスターがいるあたり。あと、あんまし「あっち」の清く正しいファンタジーではなく、日本のライトノベル的ファンタジーっぽい要素が強いのも興味深い。ラストで盗賊の誇りを捨てて騎士にクラスチェンジした主人公が「黒の皮ジャン」着てるとかな。
 中身は「構造改革を掲げる女王様と、抵抗勢力の議会が戦う」話。いや、マジで。つーか、この女王様、どこぞの国の首相よろしく、「カイカク、カイカク」と、かしましい事この上ない。さらに「人間はみんな平等」とか「革命だ」とか問題発言のオンパレード。あんた、自分が言ってる事の意味、判ってますか、「女王」サマ?(それとも、自分以外は平等だ、と?) あまつさえ、「女王の持つ魔法の杖を渡すように」との議会決議に対し、「議会の決定などクソくらえだ。オレが嫌だと言っている」と、ドラゴンの群れを操って国会議事堂を襲撃する。これを迎え撃つのは、「悪」の宰相プロフィオン率いる評議員たち。首都の空を埋め尽くす大怪獣軍団に対し、健気に魔法で立ち向かう。プロフィオン、お前、ゼンゼン悪くないよ。最後は女王のドラゴンが宰相を「パクッ」っとな。
 んで、この大いに問題のある女王様を助けるべく、「話の成り行きから」(←ココ、TRPG的に重要ポイント)ドラゴンを操る杖を探すはめになるのが主人公一味である。その面子は、シーフ×2、マジックユーザー、ドワーフ、のちに追加でエルフ。あぁ、なんてバランスの悪いパーティーだ。そんなんで生き残れるほど「D&D」は甘くない。盗賊1人の犠牲で済んだのは奇跡と言えよう。だから、坊主を入れろと言ったのに。
 最後まで通して観てみると、なんとな〜く、実際に「D&D」のキャンペーンで遊んでいくうちに、結果的に美味しい所を一人占めしたプレイヤーのキャラ(たまたま、そいつがシーフだった)を主人公にして話を再構成したかのような印象を受ける。その意味では、清く正しいRPG映画であると言えようか。
 しかし、「D&D」と銘打つからには、CGと特撮を駆使してゲームを忠実に再現しまくったようなヤツも観てみたいものよ。
 何の脈絡も説明もなく「君たちはダンジョンの前にいる」で映画が始まって、画面に並ぶファイター・マジックユーザー・クレリック・シーフ・エルフ・ドワーフ・ハーフリングの黄金構成パーティー7人(全員1レベル)。6フィート棒で床を叩きながら10フィートずつ進んで、ルール上最弱モンスターに数で勝るにも関わらず総力戦で望んで、魔法使いが1日1回しか使えない(セコい)魔法を使って、罠解除に失敗してシーフが死んで、2回目の戦闘で肉弾戦担当が死んで、3回目の戦闘で更に死人が出て、運が良かった奴だけが(持ち運びできる限界重量の関係から)僅かな宝物をゲットして帰ってきて、以下繰り返しの無限地獄のようなベーシック編。今日も群れる、戦う、潜る、そして殺される。
 D&Dとは、死ぬ事と見つけたり。

02/02/14  代


野蛮人のように

ゴールデンアックス /セガ /メガドライブ /アクション
 今月末にワンダースワンで「ゴールデンアックス」(以下、「戦斧」)が出るそうな。 この期に及んで、トチ狂った真似を 名作の復興、素晴らしいですね。
 問題のWS版はメガドラ版をベースに、「オープニングやエンディングにもアニメーションが追加され、演出面でのグレードアップも随所にはかられている。この他にも、ステージクリア後や、スタート画面でのセリフも、今回はすべて日本語になっているぞ」と、どうにも「地雷」を埋め込んだかの如き仕様。とりあえず、昔、カットされた村人を拷問するトコは復活してんだろうな。

 ――俺の名はアックス・バトラー。20年前、おまえらに友を、そして母を殺された男だ。

 おかしいのぅ。別に不自然な単語など一つもないはずなのに、どうして笑いが込み上げてくるんだろう? ……ん、ちょっと待て、「20年前」? 他の奴らがデス=アダーに、ひぃひぃ言わされたのが6年前だから……。なんとッ、お前、20代の若人だと思っていたが、三十路のオヤジだったのか! メガドラ版発売12年目にして初めて知った、この事実。それなら取り説イラストのアントニオ猪木ぶりも肯けるというものよ。
 さて、「出てくるキャラクターが、どいつもこいつも頭悪そうなゲーム」という点で他の追随を許さない「戦斧」。メガドラ初期の牽引車的タイトルの1つである。ベルトスクロールのタコ殴りファンタジーACTで全8面からなる。メガドラ版の発売は89年末。♪ドンドドンドンドンドド、ドンドド、ピ〜ヒョロ〜
 ゴールデンアックス。それは、木こりが正直の御褒美に貰った斧……ではなく、古の時代、邪悪な巨人族の頭をカチ割るべく、神が鍛え上げた決戦兵器である。んが、その後の管理を怠った為、神の斧は流れ流れて巨人族の末裔であるデス=アダーの手に。んで、どういう理屈かは知らんが、デス=アダーはゴールデンアックスの魔力を悪用し、「あっ」ちゅー間に世界征服を成し遂げてしまうのである。オー、ノー。
 デス=アダーが斧一本で敵を蹴散らすACTでも面白かったような気もするが、残念ながら彼はラスボス(の前座)。主人公はデス=アダーを仇と付け狙う野蛮人三度笠である。野蛮ダイナミックな一味の顔ぶれは以下の通り。
 アックス・バトラー。バーバリアン(ところで、「バーバリアン」は種族か、職業か?)。偽コナン、アレ以外の何か。獲物はロングソード。斧を使いもせんくせに、「アックス・バトラー」とは笑わせる。突き抜ける最弱。同じ偽コナンでもラスタンとは大違いである。
 ティリス・フレアー。拝火教徒のアマゾネス。武器は「アックスのロングソードとほぼ同じ長さ」のショートソード。ゲームクリアが目的なら最強キャラ。インチキくさい飛び蹴りだけで天下が取れる。
 ギリウス・サンダーヘッド。ジジイ。マスコットキャラ。健気に転がる愛らしい姿が、見る者のココロをなごませる。癒し系。
 こいつらを操って、ラスボス、デス=ブリンガー(ピンクと緑のデス=アダー)の首を取るのがゲームの流れ。
 豊富な通常攻撃や、キャラ毎の明確な性格付けがされた魔法攻撃、敵を叩き落して騎乗する怪物など、当時では多彩なアクションを以って、キャラクターを動かす、また、その動きを見て楽しむ事を満喫できるゲームである。特にアクションに則した効果音が、操作感覚を倍化させる。「斬る、斬る、(柄頭で頭を)小突く、小突く、蹴り飛ばす」が「ヒュッ、ヒュッ、コッ、コッ、ドカッ」。このリズムが素晴らしい。耳に心地よく、クセになる。連続攻撃の間に「敵の頭を小突く」バカ動作を大真面目に挟むトコロもミソだ。
 また、戦闘の主軸になる飛び蹴り・体当たりは、レバー2度押しのダッシュからボタン一発で炸裂し、敵を豪快に吹っ飛ばす。加速のち打撃の移行がつくる爽快感と、高速で接敵する限られた時間の中で間合いを計る緊張感の併合。そして、この攻撃は必殺の一撃(←少し言い過ぎか)となるハイジャンプ斬りを命中させる布石として機能する。攻撃1セットと意識する動作の開始から終了までの一連の流れが、時間の経過や挙動の速度、攻撃の威力(手応え)等において、秀逸に起承転結を為している処に「戦斧」のACTとしての醍醐味がある。
 携帯機での復刻もいいが、現行機でのリメイクを望み……、いや、リメイクはさんざんやったが、それこそ「散々」だったわな。にしても、サターンには「デュエル」よか「デス=アダーの復讐」の方を移植して欲しかったわよ、あたしゃ。
 WS持ってないから、久しぶりにメガドラ版、引っ張り出すか。悪党どもを奈落の底に蹴り落せ! レトロゲーム、鉄の掟。それは、高い所から落とし/落されたら、即死ィーッ!

02/02/09  代


 

 さて今回の扉絵、「マニアには有名だが、パンピーは知らないゲーム」シリーズは「封~領域エルツヴァーユ」から幽弥12000歳です。毎度毎度、少ない資料からご苦労様です、NARUKAMIさん。人気があるのかないのか、評価が高いのか低いのか、よくわからん「エルツ」だが、あんまし売れなかったのは確かのようだ。5000円で買ったものが、「あっ」ちゅーまに1980円になった時は流石に世の無常を感じたでござるよ(去年だと、「電童」もそうだ)。
 しかし気がつけば、もう3年前のゲームなんだよな、コレ。「次、コレ」と取り説を渡して、初めて意識した、この事実。ここんとこ、時間の流れの感じ方に違和感を覚える事が多い。それが、ほんの昨日のように覚える事が遥か以前の出来事かと思えば、つい最近に起きたはずの事がずいぶん昔のような気がする。自分がその場所にずっと立ち止まって前に進んでいない物事と、捨て去ってしまうものとの差が極端になっているのかもしれない。
 そして、それは今日まで無為に時間を過ごしてきた事実に原因があるに違いない。自己を高める努力を放棄したツケは、本人が思うよりも早く巡って来るものである。いや、ほんまですよ、ティーンエイジャーのみなさん。「広く浅く」も「狭く深く」も出来なかった以上、せめて「狭く浅く、ただし穴の形は独自」を目指してきたが、やっぱ掘ってるうちに「丸くなった」わ。
 アリになれなかった以上、キリギリス道を堂々と歩くしかないと覚悟を決めていたつもりだったが、コレがなかなか、自分に暗示をかけつづけるのは難しい。暗示の効果には波があるのだが、ここ数日、某国の株価のように最下落値を更新中。ホント、自分すら騙せない嘘では他人を騙せませんわ。まぁ、世の中には騙されたふりをしてくれる親切な人たちも少なからず存在して、だからやっていけるんだけどね。

 つー訳で今日のは、ただのグチっす。

02/02/08  代


ねこ、まっしぐら

バルドバレねこ /ねこねこソフト /WIN98 /アクション
 このゲームを紹介する場合、各エロゲー誌おおむね「戯画の名(傑)作ACT『バルドバレット』のシステムを云々」といった言い方をしている。
 そげな事をぬかすのは、この口かっ、この口かっ! ホントーにそう思っていたんなら、「バルドバレット」発売直後にもっと取り上げんかいっ。そうすりゃ、1980円で投げ売りなんて末路を辿らなかったかもしれないじゃないか。いえ、6000円で買ったのが悔しかったから、こんなことを言っている訳ではなくってよ、ホホホ。
 つー訳で、どうしても「バルドバレねこ」だけ入手する方法が思いつかなかったので、「ねこねこファンディスク」買いました。んで、問題の「バレねこ」だが……
 ゲームとしては「バルドバレット」なので問題なし。「The Armored Force partU」を聴いた瞬間、「帰ってきた」実感が込み上げる。あとは、走って、撃って。ぶっ飛ばせ。ばら撒けミサイル、貫けレーザー。そうさ、兄弟、これが「バルドバレット」だ。嘲笑いたければ嘲笑うがいいさ、男ってヤツは発射するのが大好きなのよ、ゲハハハハ。
 ……とは言えど、
 ちょっと「バルドバレット」過ぎやしませんか? これ、ねこねこソフトのファンディスクでしょ。
 オープニングムービーでは「BS−OSA」とかの固有名詞が残ったままだし。ここは同一フォントで「ねこねこ」的単語を入れるべきでないかい(後半の「GRAND INDUSTRIAL〜」以降は変えたんだから)。逆にロボ演舞パートはカラーだし。あれは2色でやるから、かっちょえぇんじゃよぉ。
 ゲーム内容も、ホントーに「バルドバレット」サバイバルモードをキャラ差し替えただけだし。セルゲイ機=雪希ロボで、オリジナルとおんなじ面・敵構成を戦う。武装にはちゃっかりと「シウコアトル」があるし。つーか、経験者でないと、このメーザー砲がなんで「シウコアトル」つーのか判らんでしょうが(どーせ、サバイバルでは使わないから、どうでもいいという話もあるが)。そもそも、何事もなかったように「バルドバレット」の敵メカが出てくるのはあんまりではございませんか。この際、フィールドには我慢するとしてもだ。
 「バルドバレット」がやりたきゃ、「バルドバレット」を引っ張り出します。最終的にはソレしかやらなくなるとは言え、もともとサバイバルは、手段を選ばず、刃の上を渡るようにして到達面を伸ばしていくモード。それなりに敷居の低い本編で自由な武装・戦術を満喫したのちのお楽しみだ。いきなりサバイバルだけ渡されてものぅ。
 むしろ武装固定でもいいから、複数機体選択制でゲームを作って欲しかったトコロでござるよ。おまけにそんなに手間を割けなかった事情は察するが、一発ネタだからこそ、外すべきではない点があると思う。
「今回のは何面まで進めるかを競う、サバイバルモードとなっております」
 「今回のは」と言うからには、次があると思いたい。

02/02/05  代


引き金は君が引け! ←何故って、「エックス」だから

 近場のゲーム屋がマイクロソフトのペケ箱をデモで置くようになったので、ちょいと触ってみる。
 この際、マシンスペックがどうのとか、箱がでかいだのはどうでもいい。問題はコントローラーである。えぇ、予想を裏切らない見事な出来ばえでありましたとも、そりゃあもう。捨ててこい、オレの求める(以下、略)。
 パソコンのしょーもないヤツに比べれば、まだマシとはいえ、X箱のパッドは概ねドリームキャスト並。
 アナログレバーはプラスチックで「止め」が入れにくいし、左右の位置がキテレツだ。レバーは入力が重く浅い。滑らかな切り返しや回転など望むべくも無い。
 ボタンは凸型で、やはり沈みが浅く、押しにくい事この上なし。どうして、指に合わせてボタンをへこませるようにしないのでありますか。(これはもろ個人的好みだが)天面の配置は2列ボタンよか、3列ボタンの方が良かろうに。んで、LRはトリガーだ。重い、連打・押しっぱなし・同時押しが困難、耐久性に欠ける等々、「引き金」を引く(ような)感覚の再現以外に好い所がない機構。それとも洋ゲーマシンだから、そういうゲームばっか出ると?
 何故に、新しいハードが出る度にパッドはダメになっていくのだろう。アナログだの振動だの感圧だの、どうでもいい機能ばっか充実しやがって。みんな、そんなに操作性が要らないの? パッドの振動なんて、セリオに肩もませる時以外いらねぇんだよ(あと、ヨルダと手を繋ぐ時か)。おっと、Xボックスとは関係無いか。
 今にして思えば、メガドラ6ボタンパッドは、ホントーっにッ、ゲームの神様が僕らに与えてくれた奇跡だったのでございますよ。そりゃ、当時も「柔らかくて、すぐにヘナヘナになるダメパッドだ」みたいな事をぬかしとったヤツはおったがね。それでも耐久性は今のヤツよか優れていた。つーか、アレを潰すぐらい無駄な力を入れていたのでは、「幕末の京都では通用しない」(謎)。セガはもうゲーム機なんか作らなくていいけど、パッドは作って欲しい。せめてサターン級のヤツ。
 「弘法、筆を選ばず」とは言うが、空海さまだって使えるものなら良い筆を使いたいわよねぇ? 及第となるパッドの質がどんどん落ちていって、「パソコンで使うのに良いパッドはなんですか?」という質問に、「ツナイデントUSBでプレステパッドを使う」と答えざるを得ない状況はお寒い限りでござるよ。

02/02/02  代


セリフはうろおぼえ

 今週で「仮面ライダーアギト」が終わった。特にさしたる不満はないし、無難なラストを迎えたと思うが、やはり最後の最後で失速した感は否めない。
 思うに、新種の特撮番組「AGITΩ」で始まった番組を、最終的に「仮面ライダー」としてまとめようとしたのが原因ではないか。どうしたって、アギト一味が人類の存亡を賭けて神と戦っているようには見えんわな。だって、相手は雑貨屋で買った針金で人の首絞めて殺すようなヤツだし。風呂敷を広げるのは難しいが畳むのはもっと難しい。最終章は5話分あったんだから、もちっと盛り上げる事も出来たと思うが、なんか終盤戦は「話の中身」よか「あと5話でどう収拾をつける」かに興味があった。
 たぶん、一年通した後でエピソードを見直して、テーマに沿う形で再構成し直すと傑作が出来るのではないか。それが「特撮エンターテインメント番組」としての傑作か、「子供たちのヒーロー、仮面ライダー」
としてかはともかく。
 とかく、この番組は自分が見たいところだけ見るようにすると実に面白い。

「ただの人間がこれほどの力を……? お前は一体、何者なのだ?」
「ただの人間だ!」(←仮面ライダーG3)

「離すな! お前のその手は、人を守る為の手だ!」(←仮面ライダーアギト)

「夢なんか無くたって生きていける。普通に生きていくのが俺の夢だ」(←仮面ライダーギルス)

 とはいえ、どっか都合の悪いところを忘れないと話にならん。ライダー一人につき26話で描くテーマがあって、×3で78話、一年50話では足が出た、という感じか。まとめる気になれば、いくらでもまとまるが、警視庁の内紛を描くのがちょっと楽し過ぎたのか? いや実際、「仮面ライダーG3」が一番面白かったけどさ、劇場版含めて。どう見たって、この話、主人公は氷川くんだ。
 あとは、やっぱアナザーアギトがおもろすぎた(笑)のがいかんかったのかねぇ。全編通して、MVPはどうしたって、「アギトは俺一人でいい……」だよなぁ(「なぜだ、まさとぉー!?」とセットで)。
 一番、盛り上がっていたのが「G3−X開発」〜「アナザーアギト」の間だとすると、結局、「アギト」の魅力は主人公一味の内ゲバにあったという事か。なんてこったい。
 なんにせよ、これで来週から日曜の朝はゆっくり寝ていられる。龍騎? 捨ててこい、俺の求める仮面ライダーはまだ遠い。つーか、
 仮面ライダーは死んだ。人間が殺してしまったのだ。

02/01/31  代


Bugってハニー

 他人様にはどうでもいい、かつ、面白くもなんともない話であるが、ちょいと気になったので書く。
 今日は妙な夢を見たので、どうにも寝覚めがよろしくなかった。拙者は睡眠時間が極端に少ないと夢見が悪くなる性質らしい。
 んで、その夢なのだが……。
 序盤、色々あったはずだが明確に憶えているのは、「怒首領蜂は仰向けになって飛んでいるのか、はたまた、天井があーいう形のメカが地面を走っているのか?」と考えたあたりから。そりゃ、実際には「自機も首領も上昇している」とか「蜂なんだから腰を曲げてホバリング」なんだろうが、夢なんだからしょうがない。
 ところが、そこで論理的に説明不能な連想ゲームが脳内で行われたらしく、ふと上を見上げると、大量の蜂の死骸がバラバラと降って来る。スローモーションとまではいかないまでも落下速度は遅く(だが、逃げられない)、よく見ると幾つかの死骸には謎の圧力が掛かっていて、こう目の前でグチャッと。続いて、顔に生温かい液体の感触が(実際に蜂が潰れるとどうなるかは知らんが)。
 んで、次の瞬間には当然の如く、蜂の群れがドササーっと降ってきて、落下軌道からは不可能なはずなのに口&耳の中に蜂がぎっしりと。コレが異様にリアルというか、触感のレベルが明らかに普段の夢と違う。いつもが漠然とフィルターがかかったような感覚なのに対して、現実のそれに近い(と認識する)。半分寝て半分起きている状態(だと思いながら眠っている状態)なのが、いかんのか? 夢を見ながらそれが夢だときちんと認識している状態なら、展開がヤバくなる前に安全装置を働かせて目を覚ます事も可能なのだが、今回は無理。たっぷりと羽や足等の感触を満喫して起床。うげげげげ。
 結局、今日は一日中、「なぜにこんな夢を見たのか?」が頭から離れませんでした。
 うー、蜂が嫌いになりそうだ。よもや、これは「蜂の子とか蜂蜜を食べなさい」という神様の御告げなんじゃろうか?(←参考資料「麻宮サキとミミズ」)

02/01/29  代


オレの野望 −暗黒式−

信長の野望 全国版 /光栄 /8ビット機でいろいろ /シミュレーション
 空いた時間を潰すために入ったコンビニで「MISTERジパング」の最終巻を立ち読みする(なんか描き足しがあると思ったんじゃがのぅ)。巻末のおまけ4コマに椎名高志が(たぶん)「信長の野望」をやるネタが。
「治水・開墾で国造り」→「税率を下げ、民に施し、名君に」→「そろそろ軍備拡張を……」→「敵国襲来」→「俺の国がぁーッ!」 結論、順番が違う。
 そうですッ、椎名セイセイ。「信長」やるなら、「施し」だけやるんデスっ!(←それも違う)
 つー訳で、「全国版」です。そう、琵琶湖マラソンが楽しめて、どこの国でも方言が「だぎゃあ」しかない「全国版」です。だって、他のヤツ、やってないもん。あぁ、昔は良かった。
 さて、「信長」やるなら選ぶべきはS級大名、長宗我部だ。信長の事はキレイさっぱり忘れよう。若い・初期国力充実・周りはザコばっか、と揃いまくった三拍子。そして、納得がいく能力値が出るまでスペースキーを叩きまくる。特に「健康」は最重要。人間、死んでしまっては生きていられないのである。
 ゲーム開始。第1シーズンでは、まず税率を変える。五公五民で平等に収入を分け合おう。♪チーズが一切れあったら(あったら)ジョリィと僕とで半分こ
 んで、「施し」「施し」「施し」。徹底して百姓どもに金をばら撒く。台風が来ようが日照りが来ようが知ったことか。開墾、治水なんかやる必要なし。抉り込むように施すべし、施すべし。何故か? 「施し」を行うと、「民忠」(支持率)と「民財」(金持ち度)が上がる。税収は「民財」で決まるので真面目に内政やるよか効率が良いのである。石高が下の下でも、民財が特上なら国策上、全く問題無し。愚民政策と言えよう。
 施しを続け、ある程度の支持率を得たら、再度、税率を変更する。今度はシリの毛まで毟り取る100%だ。無論、民忠は落ちるが、支持率100%が90%になったところでクーデターなんぞ起きんのである。軍人以外の国民は百姓。私有財産の概念無し。共産主義政策と言えよう。
 「全国版」では、兵隊は地道に一国ずつ移動するが、金と米は全国どこにでも一瞬でワープできる。よって、最前線の国にだけ兵を駐屯させて、その他の国から金と米を転送しまくる。非戦闘地域には一兵卒足りとも配置する必要なし。民忠が高いうえにそもそも兵がいないから、「♪一揆が起きない〜、謀反もなんにもないっ」のである。
 普通なら、このまま北上(or南下)を続けて、めでたく天下統一だが、せっかく最低難度の大名を選んだのだからやるべき事は他にある。潤沢な資金を生かして、暗殺者を雇うのだ。暗殺は隣接国の大名に仕掛ける事が出来、首尾良く仕留めると、その国は空白地となり、次シーズンに国境を接する国同士で入札が行われる。スナイプせよ、ゴルゴ。奴らに捧げる黒く赤い死のレクイエム。←実際には「牙を突き立てろッ!」だが。
 運が良ければ、一度も他国を侵略する事無く、天下統一を成し遂げる事も夢ではない(現実にはハイスペックなメジャー大名の壁が立ちはだかる)。自分とこの国民は殺されないし殺させない完全平和主義。戦争反対、みんなで叫べ、ラヴアンドピース!

02/01/26  代


ヨルダの伝説

ICO /SCE /プレイステーション2 /手繋ぎゲー
 言葉だけでは語れないものがある。想うだけでは見えないものがある。
 「手を繋ぐ」
 触れあう指先から伝わるものがある。そんなゲームである。

 プレステ2の手繋ぎ謎解き脱出アクションアドベンチャー「ICO」。主人公である角の生えた少年イコが、謎の少女ヨルダと共に古城からの脱出を図るゲームである。
 イコは1000万パワーで優れた移動能力を持つがチェックポイントになる扉の封印を解く事が出来ず、ヨルダはその逆。よって、イコを操作し、ヨルダが扉まで進む道を作る。二人は会話によるコミュニケーションが取れないので、イコがヨルダの手を引いて移動・誘導を行う。「手を繋ぐ」というアイデアを1つのゲームに昇華させたシステムワークと、勝利条件の過度の限定を避け、ロジックとしてのゲームらしさを廃したコンセプトワークの両立が光る。
 だが、やはり「ICO」を語るのならば、ゲームとしての巧拙・出来不出来を論じるよりも、オープニング〜エンディングまでを通して心を震わせた静かな感動を大切にしたい。極端な話、エンジョイ&エキサイティングな「面白いゲーム」なら他にあるよ、って事。
 城の巨躯、霧、光、影、風は何も語らぬ事で逆に雄弁に画面の中の世界を語る。無限大を収めた無限小。ヨルダの儚げな仕草とイコの一途な所作が強く胸を打つ。幻想が描くボーイミーツガール。
 (高所でのジャンプ時が端的に描くように)手を差し出す側にも、手を取る側にも互いへの想いがある。離さない覚悟と信じる覚悟。その姿はあまりに無垢で、ゆえに心の琴線を揺らす。漂う情感から、直接目に映った事象以上の何かを感じ取れるならば、「ICO」は謎を解く達成感とはまた別の感動を与えてくれる。
 いつか夢見た光景、かつて手にした感情。大人の童話として成立しうるゲームの1つの姿がそこにある。
 
 ――この人の手を離さない。
   僕の魂ごと離してしまう気がするから。

 それは、か細く、ちっぽけで、
 けれども、
 決して喪われることのない、少年と少女の絆の物語。

02/01/23  代


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